ペニー・パナヨトプル「パパにさよならできるまで」 | 走って、食べて、本読んで…

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読書専用ブログでしたが、ヤフブロからラン記録とB級グルメ記事をまとめて引っ越してきました。とても同一人物が書いているとは思えない?という脈絡のなさがウリです(笑)

 タイトルを見ただけで、おおよそのストーリーは想像できそうですね。

でもやはり感動しましたおねがいおねがいおねがい

 

元々はギリシャ映画らしいです。それを本にしたという感じ。

ペニー・パナヨトプルさんは原作者というより、この映画の脚本を担当した方みたいですね。

「パパにさよならできるまで」

私も人の親でもありますが、昔から父と子というシチュエーションには弱いんですよ。

ついつい涙が。

 

古くはダスティン・ホフマン氏が主演した名作「クレイマー・クレイマー」はもちろんのこと、

アカデミー外国映画賞を取った「ライフ・イズ・ビューティフル」はマジ泣きしましたね。

ウィル・スミス氏の「幸せのちから」もいいですね。

邦画では、福山雅治さんの「そして父になる」。

あのラストシーンは印象的です。

 

そんな私ですから、この本はタイトルだけ見て即買い!(笑)

 

舞台はギリシャです。時代はアポロの月面着陸がストーリーの中核となっておりますので、1969年ということになります。

10歳のイリアスはパパが大好き。でもパパは1年の大半を「行商」に出てしまって家にいません。でも家に帰って来たときは、必ず寝ているイリアスのベッドにお土産のチョコレートを置いていってくれるので、朝目覚めるとパパが帰ってきたことを知るのです。

次にパパが帰ってくるときは、アポロの月面着陸の頃。その時にはパパが行商で売っているテレビを買って、一緒に観ようと約束します。

しかし、そう言って出ていったパパは、行商先で交通事故にあって亡くなってしまいます。

でもイリアスはそのことを受け入れることはできません。「パパは約束を守る男だ。きっと月面着陸までには帰ってくる」。イリアスはずっと信じています。

 

というようなお話。果たしてイリアスはパパの死を受け入れることができるのでしょうか。

 

うーん。こう書きながらも涙目になってしまいますね(笑)。

 

ラストの方で、こんな一説があります。これもまたいいですね。

「人間には涙が出ないときがみっつある。年を取りすぎたとき、泣きすぎて涙腺が空っぽになったとき、悲しみが大きすぎて心が処理できないとき。」


そして、もう一つあるんです。その一言が・・・胸にグッとくる。たまりません。

 

 

 

 

 

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書名:パパにさよならできるまで
著者:ペニー・パナヨトプル

出版元:メディア・ファクトリー
初版:2007年2月

※文庫本裏表紙にストーリーの記述なし