ロバート・ジェームズ・ウォラー「マディソン郡の橋」 | 走って、食べて、本読んで…

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読書専用ブログでしたが、ヤフブロからラン記録とB級グルメ記事をまとめて引っ越してきました。とても同一人物が書いているとは思えない?という脈絡のなさがウリです(笑)

またも久々の更新です。

何でこんなに仕事が一気にたまるのやら・・・。やっと一息ついたところでようやく感想文です。

ふうショボーン

 

今回は、いまさら感たっぷりの本ですがご容赦ください~。

クリント・イーストウッド氏が監督・主演を務めて大ヒットした映画の原作本です。

 

ロバート・ジェームズ・ウォラーの「マディソン郡の橋」です。

牧畜が主要産業の田舎町、マディソン郡に嫁いで、二人の子にも恵まれ、刺激はないが不自由ない暮らしをしていた45歳の主婦、フランチェスカ。たまたま家族が子牛の競りのために4日間留守にしている間、ナショナルジオグラフィック誌のカメラマンをしているフリーの写真家、ロバート・キンケイドが、マディソン郡に架かる、屋根付きの珍しい橋の場所を尋ねに、このフランチェスカの家を訪れます。

これが二人にとってはまさに運命の出会い。

ロバートは仕事の関係で僅か4日間しかこの町に滞在しませんでしたが、彼ら二人の一生を左右するほどの激しい恋に落ちるのでした。

 

と、ストーリーは単純そのもの。

 

まあ、「不倫小説」と簡単に片づけてしまったらそれまでなんです。しかし、何故この小説に世界中の方が惹かれ、そして映画でも大ヒットしたのかですよ。

男と女ですから、強烈に魅かれ合うことってありますラブラブ。ただそれが、お互い独身の頃であれば何も問題ないんですが、いつどこで運命的な出会いをしてしまうかなんて誰にも分かりません。

ひょっとしたら皆さんの元にも、明日、とてつもない衝撃的な運命の人が現れないとも限らない、それが出会いです。

惹かれてしまい、男と女の関係になってしまうのは、人としての弱さもあります。それはひょっとしたら誰にも責められないことなのかもしれません。でも、彼らはこの激しい4日間のあと、それぞれが重い十字架を背負って、生きていくことを選びました。そこには「弱さ」はありません。むしろ「強さ」になっているのです。それが感動を生んだのだと思います。

 

本は230ページほどの厚さですから、速い方なら2時間くらいで読破できてしまうでしょう。もちろん映画でご覧になるのもいいかも。

「不倫」はご法度だ!!と杓子定規に一刀両断するのは簡単ですが、こういう素敵なストーリーにもなるんだということを感じながら読まれてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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書名:マディソン郡の橋
著者:ロバート・ジェームズ・ウォラー
出版元:文春文庫
初版:1997年9月
紹介文(文庫本裏表紙より)

屋根付きの橋を撮るため、アイオワ州の片田舎を訪れた写真家ロバート・キンケイドは、農家の主婦フランチェスカと出会う。漂泊の男と定住する女との4日間だけの恋。時間にしばられ、逆に時間を超えて成就した奇跡的な愛。じわじわと感動の輪を広げ、シンプルで純粋、涙なくしては読めないと絶賛された不朽のベストセラー。