明日、高校野球の実況をやります!!
山梨県内全域のケーブルテレビ局の共同制作でそれぞれ放送します。
☆『第106回全国高等学校野球選手権山梨大会』
7月18日 木曜日
第2試合(11:00~13:30)
駿台甲府VS甲府一
山日YBS球場
日本ネットワークサービス(NNS)
バーチャル高校野球
※再放送があります。
※なお、雨天の場合は順延で放送中止
明日、山梨大会の実況を担当します。
大会は明日からベスト8の戦いに入りまして、今年も準々決勝の試合を担当することになりました。
準々決勝になるとシード校同士の対戦も出てきまして、さらに激しい戦いになります。
今年も8校のシード校のうち、7校がベスト8に進出しまして、順当に勝ち上がってきました。
ベスト8の対戦で一番の注目は、山梨学院と東海大甲府の直接対決です。
今季は秋春と山梨大会を制し、センバツにも出場してベスト8と山梨では絶対的な強さを見せる山梨学院に対して、昨年夏の山梨大会に優勝して甲子園出場を果たし、県内では最多の甲子園出場回数を誇る東海大甲府との対戦が早くも準々決勝でぶつかることになり、間違い無く激戦必至になります。
これまでも両校は覇権を争う戦いに何度も顔合わせしており、夏の大会(独自大会を含め)ここ10年では6回対戦して、山梨学院の4勝、東海大甲府の2勝と山梨学院がリードしています。
但し、山梨学院の4勝は全て選手権大会の準決勝以上で勝利したものになり、準々決勝までの対戦だと全て東海大甲府が勝っています(ここ最近は早い段階での対戦は無いのであまり参考にならないと思います…)。
今季の成績では山梨学院が2大会優勝していて、東海大甲府は2大会ともベスト4になれなかったので圧倒的な差がありますが、あくまでも過去の大会の話で、これまで結果を残せなかったチームが夏の大会で勝利することはいくらでもあるので、どんな戦いになるのか注目です。
自分も注目したいところですが、今回担当するのは次の試合になり、球場に来てからも試合前に準備しないといけないことがあり、じっくり試合を観ることができないので、あとで見逃し配信や再放送でゆっくり観ようと思います。
というわけで、注目の試合に引っ張られずに明日の試合も十分な準備をして万全の状態で実況してまいります。
明日担当するのは、駿台甲府と甲府一との対戦を実況します。
今大会Aシードの駿台甲府とBシードの甲府一で、シード校同士の対戦になります。
駿台甲府は、今年も投打にバランスの取れたチームを作り上げてきました。
打撃陣はここ2試合とも2けた安打を記録し、特に昨年もクリーンアップを打っていた4番井上が今大会本塁打を放ち、凄さを見せつけています。
他にも2番佐藤は7打数4安打2打点、3番鈴木は7打数5安打2打点と数字を残しており、活躍しています。
さらに犠打が8本、盗塁が8個と小技や機動力も活かし、どこからでも得点を挙げている攻撃を見せています。
そして投手陣も2年生エース傳田を中心に個性のある投手が複数おり、ここまでは2試合で2失点と安定した投球を見せています。
今季は、秋春ともベスト4で、山梨では上位の位置におり、昨年も春の関東大会に出場したり、夏の大会てはセンバツ優勝校の山梨学院を破るなど強さを見せていますが、まだ春夏通じて甲子園出場はありません。
夏の大会は準優勝3回で昨年も決勝で敗れ、あと一歩のところまで来ていますが、その度に悔しい思いをしてきました。
今年こその気持ち(毎年持っていると思いますが)で、まずは目の前の試合でも投打で力を発揮して、勝利を目指します。
甲府一は、2試合で2点差の接戦を勝利して勝ち上がってきました。
絶対的エース仙洞田が投打の軸になって試合運びをしていきます。
まず投げては2試合に先発し、ここまで17イニングで1失点と安定しており、特に打たれ強さがあり、走者を出してからの粘り強い投球で、なかなか失点を許さないのが特徴です。
制球力があり、打たせて取るのが持ち味で、クレバーな投球を見せています。
打っては4番打者として、ここまで2試合で5打数2安打3四死球と多く出塁しています。
打撃陣に関しては2試合とも5安打で、あまり打っていませんが、ここ一番での勝負強さを見せ、6番上杉がここまで7打数4安打3打点と当たっています。
さらに足を使った攻撃も見せており、前回の試合では6盗塁を記録しました。
少ないチャンスをものにして、ロースコアて勝ち上がってきまして、甲府一として、今大会はこの勝ち方が一つのパターンになっています。
打撃陣が得点を挙げたら、投手陣がそれを守っていけるかに懸かります。
過去3回夏の甲子園に出場していますが、最後に出場したのが1968年で半世紀以上空いています。
3年生を中心に纏まりがあり、個々の力が集まったチーム力を見せつけて、この試合でも勝利して更なる高みを目指していきます。
今回は打の駿台甲府と守の甲府一の戦いになりそうです。
それぞれの持ち味を発揮しての力と力の激しいぶつかり合いになるのは間違い無く、一つ一つのプレーに注目していきます。
特に井上VS仙洞田の対戦は非常に楽しみです。
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