野球の実況をやります! | しゅんちゃんブログ

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明日、大学野球の実況をやります!!

BIG6.TVというインターネットスポーツ配信にて放送します。

『東京六大学野球リーグ戦』
4月24日 月曜日
第1試合(13:00~15:30)
明治大学VS慶応義塾大学
神宮球場
BIG6.TV
※なお、雨天の場合は延期で放送中止

今日に続いて、東京六大学野球の実況をします。
昨日行われた第1試合がお昼前に0―0の引き分けとなって、明日の試合が行われることが決定しました。
今日は、自分の担当した試合が10時試合開始で、朝早くに神宮球場へ行って準備をしていました。
寝不足と緊張で放送が始まるまでは落ち着かない状態でしたが、いざ試合が始まると目まぐるしく展開が変わっていったこともあり、目の前のことを進めることに集中していたので、いつの間にか緊張していることも忘れるくらいの状態で実況をしていました。
とにかく無事にやり切ることが出来たので、まずは良かったと思っています。
しかし、今年は野球もサッカーも、最初の試合が大量点を挙げる一方的な展開になり、何か自分自身でこのような展開になるのを引き寄せているように感じました。
明日もあるので、気持ちを切り替えていきます。

今回は、明治と慶応の一戦です。
明治は、昨年春秋連覇を達成し、多くのメンバーが残りました。
注目は村田賢一(4年・春日部共栄)で、昨年のリーグ戦で好投して頭角を表し、春秋のリーグ戦で8勝をマークしました。
この活躍が認められて、今季は明治のエースナンバー『11』を付けています。
150キロ近いストレートと縦変化のカーブ、スライダー、フォークが武器で、低めやインコースを突く投球で相手打者を抑えます。
制球力が抜群に高く、相手打者を打たせて取る上手さがあります。
まだ勝利はありませんが、16イニングを投げて防御率0.00と抜群の安定感を誇ります。
実は高校時代にも山梨で行われた秋季関東大会で村田が投げた試合を実況担当しており、当時は失点を喫しながらも打たれ強く力投する投手で、大学でも一緒にプレーしている石﨑聖太郎とバッテリーを組んでいました。
その時の印象が今でも強く残っていて、昨年の活躍して優勝できたことは、個人的にとてもうれしかったです。
一度でも良いので村田―石﨑のバッテリーがもう一度見られたらと思います…。
明日の試合では先発登板が予想されるので、どんな投球を見せてくれるのか楽しみです。
慶応は、これまでいた主力が抜けてしまい、現チームで優勝を知る主力メンバーは廣瀬隆太(4年・慶応)だけになってしまいました。
1年秋からスタメンに名を連ね、長打力のあるバッティングが魅力の選手です。
これまでリーグ戦で14本塁打を放ち、現役では最多の本塁打数を誇ります。
さらに足が早くて50m6秒3、肩も強く遠投110m(高校時代は捕手でした)と運動能力が高いのも特徴です。
今日の試合でも先制のソロ本塁打を放ち、改めてバッティング能力の高さを見せつけました。
あとは廣瀬に続く選手が台頭するかに懸かります。
現在、スタメン出場している選手のほとんどはリーグ戦の経験が無いか少ない状態で、試合を通して結果や数字が残せる選手が出てほしいところです。
今年は優勝するための選手を育成することに充てる見方もありますが、優勝を目指しながらも育成することは出来るので、とにかく早く出てくることが慶応にとって願いだと思われます。
優勝したなど過去の経験や実績や明治が上だと思いますが、それで勝てるほど甘くないのが東京六大学野球です。
慶応にはまだ未知なる力が眠っていて、その潜在能力は高いと思います。
今日の試合でも1年や2年生と学年の若い選手が試合に出ているので、そこから優勝を狙えるだけのチームになれば面白い存在になります。

昨年秋にも明治の試合を担当させていただき、その時は早明戦という力の入る試合を実況しました。
結果は明治の2連勝になり、この結果がのちに明治のリーグ優勝、早稲田のリーグ2位という明暗を分けることになりました。
明治を応援する人間としてはうれしい事ですが、早稲田の立場から見ると悔しさだけが残る出来事になります。
今、自分が実況中継をしている『BIG6.TV』はどちらも公平に試合を伝えるもので、どちらかに偏った贔屓での中継ではありません。
自分は現在、FC東京や湘南ベルマーレのサッカー実況を担当していて、いずれも応援するチームに寄った実況をしているので、この東京六大学野球では公平な中継もできるようになったらと思ってやっています。
特に明治大学を応援したい自分には、明治の応援するのではなくて、相手チームのことも認識して中継ができれば、さらに幅が広がる実況ができると思っています。
相手チームがあるからこそ試合ができるのであり、相手のこともリスペクトして、両チームの話題が上手くバランスの取れるように実況をすることがこの中継でのテーマでもあります。
昨日のブログにも書きましたが、今年で5年目になり、いろんな経験をさせてもらっていると実感しています。
その感謝の気持ちを常に持って、明日もわかりやすい中継を目指していきます。
いろんな情報を盛り込みながら、自分のスタイルを貫いて、的確な状況判断をして試合を伝えていきます。
明日も気持ち込めて、実況してまいります。

東京六大学野球連盟のサイト内の右側にある「BIG6.TV」ライブ配信のコーナーから観ることができます。
なお、試合終了後でもハイライト動画を観ることができます。
よかったら、御覧ください。


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