月曜か火曜のNHK「虎に翼」の新聞記者の発言に一部共感です。

 

その記者は、女性が弁護士として活躍することに対して、「うまく乗せられている。戦争で男が足りなくなるのを、代用させられているだけ。」のようなことを言っていました。うまく乗せられているかどうかは別として、「戦争で男が足りなくなった分を女性が代用させられている。」ことは、ある意味当たりと思います。

 

このブログでも、何度か書きましたが、女性の社会進出の本当の意味は、原因と言った方がいいかもしれませんが、そのほとんどは戦争です。一部には、女性が働き、男性は家にいる民族もいますが。

 

一億総活躍社会とか何とか言って、西欧を見習へみたいなことを言っていますが、その西欧社会は何故女性が社会進出しているか。それは、明らかに軍隊の海外派遣がその原因のほとんどと思います。米、英、仏、独、北欧諸国、ロシア、いずれも海外派兵をしています。そして、現地で戦っています。北欧諸国が福祉に手厚いのは、バイキングの名残だと思います。バイキングで、男性が遠征に行っている間は女性が変わって仕事をします。その女性の福祉が悪ければ、男は海外遠征にはいかないでしょう。バイキングとして海外遠征をさせるには、福祉を手厚くせざるを得なかったのだと思います。

 

世界の戦争をしていない国々のほとんどは、人口の半分くらいしか働いていないと思います。男性だけ、女性だけ、男女半々と国によって違いますが、総動員されている国はないように思います。

 

西欧の事情を何も考慮せず、単に男女平等だとか女性の働く権利だとかの言葉に騙されて、日本が西欧の真似をする必要はないと思います。それ以上に、戦時体制国家になる必要はないはずです。それを何も考えない、今のマスコミやリベラルを名乗る団体や政党は何を考えているのかと思います。

 

何も、女性は家に居ろとか、女性は家を守れとか言っているわけではありません。働くのが好きなら働けばいいのです。でも、それは、国やリベラルを名乗る団体やマスコミの強制であってはなりません。適当に必要な分だけ働く自由を持ちながら働けることが大事なのです。強制で、やめることも出来ないのでは困ります。

 

半分くらいの人間が働いて、残りは自然災害の時に直ちに活動できる体制を取っておく、それが必要ではないでしょうか。それを、総活躍社会とかで、いざという時に代替の利かない社会を構成するなんて馬鹿げていませんか。人手不足で、海外から労働力を入れようと言っている時に何を考えているという意見もあると思います。でも、それは何でもかんでもやろうとしているからではないですか。人口の半分くらいの労働力でできる範囲にすればよいのです。残りの半分が、少しづつ支援する形の国を作るべきです。そうしておけば、自然災害にも対応できる人員の確保が可能です。

 

今のままでは、そのうち、余った男子を軍隊に入れ戦争に駆り出すことになりませんか。西欧心酔の方々、リベラルを名乗る方々、マスコミ、皆さん言っていることはまともそうですが、実は皆さんが日本を戦争のできる国に引っ張ているのではないですか。よく考えて欲しいです。

 

戦争の無かった時代を参考に、そのころの社会体制が戦争をしない国のヒントになるではと思います。今の、西欧体制賛美の世は、非常に危険だと思います。

 

                    令和 6年 5月 17日