プロジェクトーXの三陸鉄道復旧の話を録画で見ました。東北大震災の被害からの復旧の話でした。

 

関係者の苦労や地域の方々の協力や喜びが描かれており、復旧関係者に頭が下がる思いでした。ただ、疑問に思うことが一つ。それは、三陸鉄道が社員の給与工面に苦労したことでした。

 

皆さんは不思議に思いませんか。大震災からの復旧活動をしているのに、何故、社員の給与払いに苦労するのでしょうか。東北大震災の復旧に当たっては、多額の税金が投入されました。しかも後年度払いで、全国民から徴収されました。今もされているのかな?

 

しかも、数年後には、分けの判らないところへ、復旧関連費として支出されていたことが問題となりました。うやむやに終わりましたが。

 

当時の政府や県は何をしていたのでしょうか。公費負担とは言わないまでも、低利での貸付はできたと思います。だって、九州や沖縄の方でも復旧関係費用として税金がばらまかれていました。それなのに、なぜ、当の現地で復旧に努力している人に復旧費が届かないのでしょうか。日本国政府とは、地方自治体とは、一体何のためにあるのでしょうか。税金を集めて、自分たちの利権の場所にばらまくためにあるのでしょうか。悲しい限りです。

 

現在、次の衆議院議員選挙の時期が取りざたされています。次に投票するときは、近づく首都直下地震や東海/東南海/南海トラフ地震が起きたときに、税金が本当に現地の復旧に使われるようになる政党/議員を選ぶ必要があると思います。次の総選挙時には、当時の関係政党や議員を良く見定めて、本当に国の復興に寄与できる政党/議員を選びたいものです。

 

                     令和 6年 4月 26日