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ヤンキース-オリオールズ(9日、ニューヨーク)米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が、ヤンキースタジアムでのオリオールズ戦に先発。本拠地デビュー戦で二回に先制3ランを浴びたものの、粘りの投球で3-3の七回に降板。勝ち負けはつかず7回7安打10奪三振で3失点だった。

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 田中は一回、マーカーキスへの初球148キロを弾き返され、自分の右足にかすり遊ゴロ。マウンド上では首をタテに振り、「大丈夫」というしぐさを見せた。2番ヤングには、5球目のスプリットを左越え二塁打され心配された立ち上がりだったが、3番デービスをツーシームで一直。4番ジョーンズは151キロの真っすぐで空振り三振に抑え、無失点スタートだった。

 だが、二回、2安打を許し二死一、三塁とピンチを広げると9番スクープへの2球目、133キロのスライダーが真ん中高めに甘く入った。これを強振され左越えに高々と運ばれ先制3ランを喫した。

 それでも、先頭打者本塁打を浴びたものの、メジャー初勝利を挙げた前回4日のブルージェイズ戦と同様に尻上がりに調子を上げた。三回にメジャー初の四球を与えるなど毎回走者を背負ったが、その後はそれまで甘かったツーシーム、スライダー、スプリットが決まりだし、六回、七回はいずれも3者凡退に抑えた。

 結局、田中はMAX152キロのストレートとスプリット、スライダーなどを織り交ぜ、同点の七回に降板。勝利投手にはならなかったが、7回101球を投げ、7安打10奪三振3失点と試合をきっちり作った。