ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ挑戦を目指し、ヤンキースが最高額で落札した西武の中島 ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ挑戦を目指し、ヤンキースが最高額で落札した西武の中島裕之内野手(29)は9日、埼玉県飯能市内で、報道陣の取材に応えた。ヤンキースが交渉権を獲得したことについて、「すごいチームだし、伝統ある球団に入札してもらったんだな。聞いたときには『ウワー』と思った」と語った。 【この人もメジャーに】ダルビッシュ:争奪戦幕開け 大リーグがポスティング公示 ヤンキースの内野は遊撃・ジーターや三塁・ロドリゲスなど豪華な布陣で、ブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は中島を内野の控えとして起用する方針を明言している。中島は「(強力な布陣であるのは)すごくいいこと」としたが、契約条件などについては「どういうふうになるかわからないので何とも言えない」とだけ話した。今後は、交渉の経過次第で渡米する可能性もある。【田中義郎】