コカ・コーラ東海クラシック第3日(3日、愛知・三好CC西C=7310ヤード、パー72)ホスト大会初Vが見えた!! 前日サスペンデッドとなった第2ラウンド残りと第3ラウンドを行い、ホストプロの石川遼(18)=パナソニック=が通算11アンダーで単独首位に立った。4日の最終日は、予選ラウンドで同組だった通算10アンダーの池田勇太(23)との最終組決戦。賞金王争い1、2位と次世代を担う同士のガチンコ対決を制し、遼クンは今季4勝目を飾ってみせる。
1度入った気合のスイッチは、簡単には止められない。最終18番をホールアウトすると、大歓声が18歳を包み込んだ。前日の大雨がうそのような秋晴れのもと、笑顔の遼クンがトーナメントリーダーとなった。
「すごくいい流れで回ることができた。プレーしてて気持ちよかった」
前日、雨で持ち越しとなった第2ラウンドの残りは、出だしの最難関・16番パー3で、1打目を左のがけ下に落としボギー。通算5アンダー、7位で第2ラウンドを終えてからが、“石川劇場”の始まりだった。
早朝のピンクのウエアを、勝負カラーの赤に着替えた。「汗はかいていなかったけど、赤にひかれた。それだけ気合が入っていたんです」。その言葉通り第3ラウンドでは前半に3つスコアを伸ばし、12番パー5では残り53ヤードの3打目をSWでピンを直撃する楽々バーディー。15番もバーディーで首位に並ぶと、この日2度目の16番では4メートルをねじ込み、このホール今大会初バーディー。朝の屈辱も晴らした。
8月末の「VanaH杯KBCオーガスタ」。3日目を終えて首位に立ち、最終日も66で回ったが、1打足りずにプレーオフに残れず、涙をのんだ。「あれは悔しい思いをした。もったいない1打は絶対にダメ」。その大会で大逆転優勝したのが池田勇太だ。“因縁”のライバルとは1打差で最終日最終組対決。予選ラウンドと、この日の第2ラウンド残りも合わせ“4日間連続同組”だ。
2打差で実力者の片山も控え、「僕がもし石川遼じゃなかったら、足を運んでも見たい試合ですね」。もちろん勝つのは自分。今季4勝目へ、遼クンがひた走る。
1度入った気合のスイッチは、簡単には止められない。最終18番をホールアウトすると、大歓声が18歳を包み込んだ。前日の大雨がうそのような秋晴れのもと、笑顔の遼クンがトーナメントリーダーとなった。
「すごくいい流れで回ることができた。プレーしてて気持ちよかった」
前日、雨で持ち越しとなった第2ラウンドの残りは、出だしの最難関・16番パー3で、1打目を左のがけ下に落としボギー。通算5アンダー、7位で第2ラウンドを終えてからが、“石川劇場”の始まりだった。
早朝のピンクのウエアを、勝負カラーの赤に着替えた。「汗はかいていなかったけど、赤にひかれた。それだけ気合が入っていたんです」。その言葉通り第3ラウンドでは前半に3つスコアを伸ばし、12番パー5では残り53ヤードの3打目をSWでピンを直撃する楽々バーディー。15番もバーディーで首位に並ぶと、この日2度目の16番では4メートルをねじ込み、このホール今大会初バーディー。朝の屈辱も晴らした。
8月末の「VanaH杯KBCオーガスタ」。3日目を終えて首位に立ち、最終日も66で回ったが、1打足りずにプレーオフに残れず、涙をのんだ。「あれは悔しい思いをした。もったいない1打は絶対にダメ」。その大会で大逆転優勝したのが池田勇太だ。“因縁”のライバルとは1打差で最終日最終組対決。予選ラウンドと、この日の第2ラウンド残りも合わせ“4日間連続同組”だ。
2打差で実力者の片山も控え、「僕がもし石川遼じゃなかったら、足を運んでも見たい試合ですね」。もちろん勝つのは自分。今季4勝目へ、遼クンがひた走る。