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遼クンがヨネックスのブランドイメージを変えた。石川遼(17=パナソニック)と用具契約する同社では、インナーウエアが昨年より約400%増、ウオーキングシューズが約10%増と売り上げを伸ばしていることが16日、分かった。石川の活躍で同社の認知度が高まり、ゴルフ部門以外の売り上げも急上昇している。
 ヨネックスの「yyマーク」が「遼クンマーク」になった。デパートの靴売り場などで、中高年の女性たちがヨネックスのウオーキングシューズを購入する例が増えている。同社の品物を扱うアクティブAKIBAの中川豊店長は「年齢、男女問わず、『遼クンのマークのもの』と言って買う人が多い」と説明する。
 「遼クンの活躍はスポーツを超え、社会的にも広がった。おかげで『yyマーク』も若い子からお年寄りまで知れ渡った」とヨネックス黒子武常務取締役。ゴルフはやらないけど、石川と同じ「yyマーク」を身につけたいファンには、ウエアやウオーキングシューズが手ごろなのだ。
 ヨネックスはバドミントン、テニス部門で業界トップ、この2部門で同社の売り上げの約8割を占めるといわれてきた。それも「遼クン効果」で変化。今月1日に石川モデルのドライバーを先行発売(本格発売は14日)したところ、前年比1・5倍の売れ行きを示すなど、ゴルフ部門はもちろん、他部門にも効果は波及したというわけだ。
 2月に都内で開催された「ジャパンゴルフフェア」では、石川の写真を20枚掲載した同社春夏ウエアのパンフレット3000部が、あっという間になくなったという。「ラケットもののヨネックス」から「yyマークのおしゃれブランド」にイメージチェンジしてきているといえそうだ。