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◆プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ(23日、両国国技館) 王者・内藤大助(34)=宮田=が挑戦者・山口真吾(29)=渡嘉敷=に11R1分11秒でTKO勝ちし4度目の防衛を達成した。34歳3か月の内藤は自身が持つ世界王座の日本選手最年長記録を更新した。戦績は39戦34勝(22KO)2敗3分け。

 山口は3月のWBAフライ級に続く3度目の世界戦に臨んだが、王座には届かなかった。戦績は31戦23勝(9KO)6敗2分け。

 序盤から内藤は積極的に攻め、左右のフックを応酬する激しい打ち合いの中、山口を確実にとらえスタミナを奪った。終盤の11R、内藤は左フックから右を打ち下ろして山口からダウンを奪うと、一気に連打で攻め込みレフェリーストップを呼び込んだ。

 内藤大助「いやぁ~、相変わらずダメだ~。勝ったからうれしい、だけど反省点は一杯あります。山口君に研究されていたんでしょう、やらせてもらえなかった。読まれていた。まだまだです。今日の課題は、有利だ有利だと言われる中、その通りの試合をやろうと思っていたんですが、まあ、勝ったんで良かったです。メリークリスマス、ありがとうございました。とりあえず、ゆっくり休みます」

 ◆内藤大助(ないとう・だいすけ) 1974年8月30日、北海道虻田郡豊浦町生まれ。33歳。96年10月プロデビュー。98年全日本フライ級新人王。2006年に日本、東洋太平洋フライ級王座の2冠。07年7月にポンサクレックを破り世界王者に。同10月に亀田大毅を相手に初防衛。今年3月にポンサクレックと引き分け、7月に清水智信にKO勝ちで防衛した。家族は妻・真弓さんと長男・亮くん。身長163センチの右ボクサーファイター。戦績は34勝(22KO)2敗3分け。