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米大リーグで毎年、恒例となっているウインターミーティングが8日から、ネバダ州ラスベガスで4日間にわたって開催される。米球界関係者が集まるこの会議では、FA(フリーエージェント)選手の移籍交渉などが行われる。日本人FA選手の上原浩治投手(33=前巨人)、川上憲伸投手(33=前中日)の動向にも注目が集まるが、米球界からは上原の契約は「2年契約で約5億円程度」と低評価を予想する声が上がっている。

 オリオールズ、エンゼルスなど、上原に興味を持つ球団は少なくないが、その評価は意外に厳しい。ア・リーグ東地区のある球団の国際担当スカウトは「上原は年俸250万ドル(2年で約5億円)の2年契約が妥当な線じゃないだろうか」と予想した。26歳で渡米したRソックスの松坂と比較して上原は年齢が高く、故障歴があるのがその理由。同スカウトは「年俸500万ドル(約5億円)と出たら、びっくり」と付け加えた。

 今年のFA市場は、大リーグ公式ホームページが「今オフは先発陣が豊富」と題して報道するようにサバシア、ロー、バーネットら近年まれにみる大にぎわいだ。彼らが前に立ちはだかり、日本人投手陣は“2番手補強”にリストアップされている状況だ。

 一方川上の代理人、ダン・エバンス氏は今回の会議で「かなりの数の球団と話をする」と語ったが「どれほど獲得に真剣か見定める話し合い」とし、本格交渉まではまだ時間がかかる見通し。米国の金融不安も重なり、上原、川上にとっては、昨年に黒田がド軍と結んだ3年総額3530万ドル(当時約40億円)は夢の数字となりそうだ。