防衛省は2日、昭和戦争などに関して政府見解に反する論文を投稿して更迭された田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長(60)に対し、退職金約7000万円を支払った。

 























前空幕長は11月3日に定年退職しており、国家公務員退職手当法では「(退職金は)職員が退職した日から一か月以内に支払う」と規定されているため。

 

































浜田防衛相は自主返納を求めているが、前空幕長は返納の意思がないことを防衛省側に伝えているという。