清水忍の「インストラクションズ」    -27ページ目
ご報告が1週間も遅くなりましたが、

現在店頭に出ております「ターザン」
も記事を掲載させていただいております。

今回の号は、私が30ページほど担当させていただきました。

久々に、書きたい事が沢山書けた号です。

今回のタイトルは

「間違いだらけの筋トレ」!!!

 

トレーニングのフォームは活字では説明しにくいものです。

しかし、

考え方
という部分に関しては活字で説明できます。


トレーニングのフォームは、その目的によって大きく異なります。

スクワットひとつとっても、膝の出方が1cm違うだけで、

それが障害にまっしぐらのフォームなのか、

単なる筋力向上のトレーニングなのか、

体を上手に使うため動作連動を含めたトレーニングなのか、

全く意味が違ってきます。

スクワットは膝を出してはいけないという事は、様々な研究で明らかな事です。

しかし、膝を出さない事を意識しすぎて

腰が異常なほど反っているフォーム

を本当に良く見かけます。

あるいは膝を出さない事を意識して、

異常に上半身が前傾しているフォーム

も良く見かけます。


どちらも腰に必ず障害が発生するフォームです。


それでいて

腰にベルトをしっかり巻いて、
腰を保護しながらスクワットをしていたりします。
おかしな話です。

スクワットは膝を出さない、という事はトレーニングの常識中の常識ですが、

腰を反らさないようにするには、どういう事を意識しなければいけないか、

とう事があまり紹介されていないのが現実です。

「間違いだらけの・・」というのは、そういう意味で言わせて頂いてます。

一般的に正しいと言われているフォームが、実はその半面、認識不足が原因でカラダに大きな負担を強いているという事をお伝えしたいという事なんです。

考え方という部分が分かっていれば、

「このフォームって、本当に正しいのかな?」

という疑問が出て来るはずです。

今回は皆さんに、トレーニングのフォームというものを、丸ごと鵜呑みにするのではなく、ちょっと自分でも考えてみませんか?

なんていう生意気な事

をテーマにしてみました。

是非、ご一考ください。