清水忍の「インストラクションズ」    -23ページ目
本日発売のターザンも、記事を担当させていただいてます。

今週のタイトルは

「体幹トレーニング3段活用」

 

この中で、

野球選手用の体幹トレーニング
という事で

埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手に実際にやってもらっているトレーニングを紹介しています。


紙面でご紹介しているエクササイズ以外にもご紹介すると・・・

 

こういう腕立て伏せは良くありますが、意識を向けるところが違います。
\(゜□゜)/


このポジションだとどうしても

体を押し上げる意識
が高まりますが、それではダメで、×
地面に置いてあるボールを

思い切り地面に押しつけている

という意識で行うのです。

すると確実に体幹に力が入り、感覚で言うと

腹筋と脚の力を使って全身で壁を押している

ような力の使い方になるのです!
v(^-^)v

ちなみに写真は雄星投手でなく、一緒にトレーニングしていた花巻東高校のOBメンバーたちです!


下の写真は紙面でも紹介しているヒッププレスプッシュアップ!



お尻を上から思い切り押されながらの腕立て伏せです。

お尻が下に落ちてしまわないように、体幹を維持したまま思い切り地面を押すという力の入れ方での腕立て伏せです。
体幹の使用感覚が異常に高まります。

ベンチプレスで120kg程度を持ち上げる選手でも

ひ~ひ~
言います。これは最高傑作のトレーニングです。(^O^)/

パワーと連動性が一気に高まるトレーニングです。

終わるとみんなこんな表情になります。
 
まさに全身運動!



メディスンボールスローも同様です。

 

手で投げる感覚を一切なくし、ほぼ体重移動と伸張反射によるハジキ出しの感覚で投げます。
間違いなく、体幹が決まっていないと

サスペンションの役割

をしてしまい、力が伝わらず投げられません。


要するにここで言う体幹トレーニングとは、


地面を脚でとらえた力を、
いかに上半身に
ロスなく伝えるか

という事であり、決して腹筋が強いとかいう事ではないのです。

簡単に言えば、

体の効果的な使い方練習

という事になります。
トレーニングというより、動作練習という感覚ですね。

体幹トレーニングというと腹筋トレーニングという感覚を持つ方も多いと思いますが、

腹筋が強くても、それを生かす体の使い方ができていないと、かえってぎこちない、ロスの多い、運動の出来ない体となってしまいます。

今週のターザンはそんな記事がもりだくさんです。


ちなみに、今週のターザンは

坂詰さん
澤木さん
遠山さんなど、

いつもご一緒させて頂いているトレーナーが写真付きで沢山出ていらっしゃいます。

こちらもお楽しみに!