清水忍の「インストラクションズ」    -15ページ目
超ヘビーウエイトでスクワットする事で有名だったG軍のS投手が、この冬の自主トレの時に言いました。

「スクワットはもうやりません」

理由は、

「ピッチングにはスクワットの力の出し方は無いんですよ。だからもうやりません。」

でした。


当然です。ピッチングとスクワットの動作は違います。


でも間違ってます。


では逆に考えてください。


スクワットと同じフォーム、同じ力発揮のスポーツがありますでしょうか?


あるかもしれません、しかし、ほとんどのスポーツではそうではない事がわかりますね。


だとすると、S投手の考え方からすると、ほとんどのスポーツ選手はスクワットをやる必要が無いという事になります。


この考え方の根底には


「競技動作」と「トレーニングフォーム」の同一視という間違いがあります。


ラットプルは?
プッシュアップは?
体幹トレは?

こんな動作での力発揮のスポーツはありません。
どれもやらなくて良いという事になってしまいます。



大切なのは筋トレではなく、

身体の使い方

なのです。


自分が求める身体の使い方をした時に、それを支えられるだけの筋力があればいいのであり、

筋トレしたおかで身体の使い方がもっと良くなるのでは無いのです。


「競技動作」そのものに負荷をかけて「筋トレ」にしてしまっている場面をよく見かけます。

ゴルフのスイング動作にチューブやケーブルの負荷をかけたり、
テニスのスイング動作で重いダンベルを使ったり、


むしろ、
そんな力の発揮はしません!

そんな力の発揮を繰り返していたら身体の使い方がおかしくなり、逆に下手になります。


大切なのは、いかに身体を上手に使うかであり、上手に使えれば楽な動作になるのです。

ただし、
補強としての筋トレで、身体を支える力が向上していれば、より安定してその理想的な身体の使い方を繰り返す事ができるのも間違いない事です。

身体はしっかりと鍛えたうえで、競技動作の時はそれに頼らず、楽な動作をする事が大切です。


かなり荒っぽい説明をしましたが、

こんなお話をするセミナーを開催します。


詳しくは下記をご覧ください。



ありがたいことに、すでに残り3席との事です。
お申し込みはお早めにお願いします!



「一流アスリートの身体の使い方」

日時:  3月22日(土) 
          16:00~18:00

料金:  5000円
会場:  新宿三丁目   
           ※お申込み頂いた方に詳細地図をお送り致します。

定員:  22名
          (定員になり次第、締め切らせて頂きます)

申し込み:下記アドレスに「お名前」「職業」をご送信ください。詳細をご返信いたします。


 sho.project.a@gmail.com        


 PROJECT-A   担当:小原