立教バレー部、4年生とお別れ | 清水忍の「インストラクションズ」   
(今日の記事は立教バレー部員限定です・・・すみません、うちわで騒がせてください)


しっかし、


月日が経つのは早いもんですなぁ・・・


立教バレー部は念願の二部昇格を果たし、それを置き土産に4年生は火曜日からの全日本インカレの試合を最後に引退するとですたい。  


今日はその4年生に会う、最後の日でした。
今日は彼らの最後の練習日だったのです。


僕はもともと、こういう引退とか卒業とか、お別れ会とかいうのがちょっと苦手で、今日も彼らには至って普通に接して、さらっとサヨナラしました。


「まだ卒業するわけでもねーし!」

とか


「どうせトレーニングだけは来るんだろ!」

とか、まったく不器用な表現で彼らと別れました。


ほんとに、まったく・・・


かわいい奴らでした。


 

左から、

大井お茶コータロー(おーい、お茶)

   ・・・静岡の御茶屋の御曹司でした。


山本スーザン久美子翔太郎(やまもとすーざんくみこ)

   ・・・この歳でおニャンコくらぶの大ファンでした。


岡田マリオ悦一(おかだまりお)

   ・・・独特のジャンプスタイルからこう呼ばれていました。


清水ジョージクルーニー忍(僕)

   ・・・部員のみんなが勝手にそう呼びます。


真貝魚綱一(しんかいぎょ)

   ・・・将来は深海探索船に乗りたいという夢をもっています。


伊崎修五郎ヒロ(いさきしゅうごろう)

   ・・・競馬で生計を立てるのが夢だそうです。


北森夫ドクトルマンボー翔太(きたもりお)

   ・・・小説とポエムをこよなく愛する男です。


大峰銭型警部カズ(おおみねぜにがたけいぶ)

   ・・・トレンチコートをいつも着ている変わった趣味です。


長谷川京子、いや、長谷川潤、いや、長谷川佑香(はせがわまちこ)

   ・・・最後まで立教には長谷川京子がいるのだと思ってました。


こいつらには今年は本当に楽しい思いをさせてもらいました。

見る見るフィジカルが向上していき、練習への取り組みも日に日に変化し、そしてとうとう念願をかなえたのです。

特に長谷川のバックアタックの決定力はハンパじゃない仕上がりでした。


と、まあ。

冗談はこれくらいにして・・・(部員の皆様、名誉毀損、お許しください)


昔、チャックウイルソン(知ってる人は知っている)という人が言っていた言葉で、今でも結構いつも肝に命じている事があります。

彼は実は柔道で有名だったのですが、
昔は勝つと喜び、負けると悔しがり、時には荒れる事もあったそうです。

でも柔道を続けていくうちに、考え方に変化があったそうです。


練習した結果の通りに勝てたら、その練習の成果があったという事を純粋に受け入れるだけ、喜ぶという事でもない。

練習したのに負けたとしたら、純粋に負けを受け入れ、なぜ負けたのかを考え、それに取り組むだけ。悔しいという事でもない。

だそうです。


勝った、負けたという事に左右されるのはプロとして活動している人だけであり、アマチュアスポーツは、それに取り組む姿勢にこそその価値がある。

試合というのは、練習の成果を試しあう場所であり、もしも負けたら、それを分析し、克服するためにまた練習に取り組む。

このエンドレスが面白いんじゃないか!

と、思います。

君達は、この一年間、その事によく向き合ってきたと思っています。

そして実力をつけていった。

だから、ここで、こころから言いたいと思います。


よく頑張った、楽しかったぞ。

ありがとう。

今後の社会ではもっと励め!