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梓みちよは1962年に米国のポール&ポーラのヒット曲『ヘイ!ポーラ』の日本語カバーを田辺靖雄とのデュエットで歌ってデビューしたが、その後田辺靖雄とのデュエットを解消し、ソロになって最初のヒット曲が1963年の『こんにちは赤ちゃん』だった。

『リンデンバウムの歌』は『こんにちは赤ちゃん』に続いて1964年にヒットした曲で、和製ミュージカルから生まれた最初のヒット曲でもあった。

それにしてもジャケットに〈音楽劇「若きハイデルベルヒ」主題歌〉と書かれているあたりに時代を感じるなあ(^_^;)


 ☆リンデンバウムの歌
   詞:岩谷時子
   曲:山本直純
   歌:梓みちよ

リンデンバウムの大きな幹に
愛の言葉を彫ってきた
リンデンバウムの緑の木陰
忘れな草が咲いていた
つの笛がわたる夕べの空
二人の愛の星が昇ってくる
私の好きな 好きな人
私の甘いくちづけ あなただけに

リンデンバウムの繁みの中で
森の泉が湧いていた
リンデンバウムに夜が来る時
ナイチンゲール(夜鶯)が鳴いていた
ともしびが揺れる水のほとり
楽しい恋の歌が聞こえて来る
私の好きな 好きな人
私の甘いくちづけ あなただけに

リンデンバウムの月の明かりに
いつもあなたを待っていた
リンデンバウムは私のほほに
伝う涙を知っていた
森かげに憩う旅人たち
なつかし故里を夢見てる
私の好きな 好きな人
私の甘いくちづけ あなただけに
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北野ルミは1969年に『初めての恋』でデビュー。この時B面に入っていた『花のメルヘン』を翌年にダークダックスがヒットさせている。

割合早くに結婚して引退してしまい、歌手としての活動期間が短かった中で『ギターのように愛されたい』は彼女の一番のヒット曲だった。

僕は彼女のハスキーな声が大好きで、NHKラジオの「歌の日曜散歩」にこの歌をリクエストしたことがあったけど、NHKにはこの音源が無いとの事で、替わりに『夜明けの渚』をかけてくれた。
『ギターのように愛されたい』というタイトルがNHKに嫌われたのかなあ。
そう言えば森本毅郎さんがラジオの「リクエストコーナー」を担当していた頃「この『ニュー・サディスティック・ピンク』ってグループ名に抵抗あるんだよね」とかブツブツ言いながらNSPの曲を掛けてたっけなあ。(^O^)


 ☆ギターのように愛されたい
   詞:ふじこうのすけ
   曲:佐々木勉
   歌:北野ルミ

渚を駆けながら はだしで愛され
落葉を踏みながら 一人にかえる
つかの間の恋だけど
せめてもう一度だけ
両手で愛して ギターのように
両手で愛して ギターのように

雪の中に浮かぶ あなたの幻
白い曲り角で 見つけた春よ
思いがけずに逢えた
幸せにおぼれたい
両手で愛して ギターのように
両手で愛して ギターのように
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明日が2月12日なので、この歌を(^^)

 ☆2月12日の手紙「ひとり…」(1970年)
   詞:かぜ耕士
   曲:三沢郷
   歌:兼田みえ子

【青春は手さぐりの季節なのでしょうか
これは
私に届いた一通の手紙です…】

口からこぼれていったのは
つぶやき それとも 吐息?
想い出だけをくり返す
胸には虚しさばかり
涙が溢れてきても
涙は意味もなく
流してる人の心さえ
知らずに落ちて行くだけ

教えてほしい うつろの訳を
求めるものを 生きてる意味を…

口からこぼれていったのは
つぶやき それとも 吐息?
心を支える人もなく
続くは淋しさばかり

心をかすめていったのは
悲しみ それとも 祈り?
願いを明日にかけたって
必ず破れるばかり
自分の生きてる何か
理由がほしいけど
時の谷間で叫んでも
答えは返ってこない

教えてほしい うつろの訳を
求めるものを 生きてる意味を…

心をかすめていったのは
悲しみ それとも 祈り?
心を動かすものもなく
続くはあきらめばかり

自分の生きてく事に
理由がほしいけど
明日の見えないこの胸に
澱むは想い出ばかり

【青春は孤独との戦いかしら…?
今のあなたに必要なのは 愛…
でも その愛は
手さぐりの中であなた自身が
探しあててこそ意味のあるものだと
私は思うの…
人生は いつも青春… いつも青春…
けれど いつも心のさすらい…】

 ※【】内はナレーション


兼田みえ子さんは文化放送の深夜番組『走れ!歌謡曲』のDJを務めた人。愛称ミコタン。

DJが余技でレコードを出したと取られがちだけど、アルバムの解説によれば元々彼女は歌手志望だったのだとか。

普段は「カエルひょこひょこ三ひょこひょこ」なんておちゃらけてるミコタンが時々ふっと真面目になる時があって、そんな時のミコタンはとても素敵だった。

ミコタンはこの前に『私もあなたと泣いていい?』がヒットして、『2月12日の手紙「ひとり…」』は連続ヒットになった。

かぜ耕士さんの詞も良くて、「人生はいつも青春…けれどいつも心のさすらい」なんて本当に深いなあ。