息子を車に乗せて
病院に向かいました
息子の体は
反ってしまい
真っ直ぐな姿勢で
座っていられなかったのです
仕方なく
シートベルトを外し
足元に丸くなった姿勢で座らせ
病院に向かいました
病院に着いて
夫が抱っこして
救急外来の待合室で
呼ばれるのを待っていました
全然呼ばれない
そのうち
顔の痙攣が始まりました
マスクの中から
ヨダレも出てきて
泡吐いてるし
すると
待合室にいた
警備員さんが
息子の異変に気付いてくれて
慌てて診察室の中に入って
順番を早めてもらうよう
お願いしてくれたのです
そして
ベッドに寝かせた途端
今度は
全身の痙攣
まるで
魚がピチャピチャ
跳ねてる感じ
え
なになになに
怖い
他の患者さんも見てくる
見ないでくれ
そして
私達は
廊下で待つ事になりました
息子に何が起こったのか…
大丈夫だよね
またいつもの
息子に戻るよね
廊下で待っている間は
不安で不安で
いっぱいでした
夫と何を会話したか
全く覚えていません
大変な状況という事は
わかってるけれど
後々
もっともっと
大変な事になるとは
その時は全く
考えていなかったのです