
先日のお題の答えでありますが、

コレでお分かりでせうか?

はい、正解はFender Jaguarであります。

現在、Jaguarの在庫は2本でして、CARの方は1964年(多分)で、サンバーストは1965年製であります。
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手放しても値がつかないギターを除くと、何時も断舎利候補上位に登場する可哀想な彼らなのですが、久しぶりに触ると、やっぱりストラトとはかなり違っていて、残留決定となるのでありましたw
今回はそんな彼らに久しぶりに光を当てたいと思いマス♫

最初に手に入れたのはコレ1965年製サンバーストです。
当時は(今でもw)人気がなく、リイシューモノとほぼ同じ値段で捕獲できましたw
この年代のストラト同様3トーン・サンバーストの黄味が強くて、ボディーは杢目があまり見えませんね。


杢目に見えるのは、殆どがラッカーのクラックなんです。
同世代の(僕の)ストラトと比べると、此方の方がラッカーが厚く感じますが、多分ストラトは塗装がヤレて軟化してるからだと思われます。


前の持ち主は(僕もw)あまり弾いて居ないためか、それなりにクラックは入っているものの塗装の状態は結構良いです。

コレがストラトだったら桁が一つ違いましね~、残念w

多分ナットは交換されてマス。

ペグはオリジナルですので、ストラトの予備に使えますねw


この年代はギリギリでハカランダを使用しているモデルが多いのですが、杢目を見る限りコレはローズウッドっぽいデス。

ビックガードにキズが、、
コッチからトラスロッドを調整しようとしたのでしょうか?


ピックアップはストラト同様のシングルですが、金属のギザギザ(ヨーク)があってルックスは唯一無二の独特な物デス。
余り詳しくはないのですが、ヨークは磁束密度を高めるために設置されており、コレがJaugar独特のペンペンした音に大きく関わっている様デス。
22/21F指板の違いはありますが、ピックアップ以外かなり近い構成を持つJazz Masterが、Jaguarとは大きくサウンドが違う事からも、ピックアップがこのギターのサウンドを決定づけているモノと思われマス。

久しぶりに引っ張り出してきたら、コントロール類は全てガリが酷く閉口しました。
接点復活スプレーは局所だけに吹かないと色々アレですので、分解したほうが吉なんです。
が、結構面倒なんで、ノブやスイッチをグリグリやってると、大分マシになりました♫

このスイッチはPUのon/offなんですが、3っつ目は何でしたっけ?w

サスティーンが乏しいのは、ブリッジとテールピース(トレモロユニット)が犯人っぽいデス。
しかし、ブリッジやアームの調整方法も、久しぶりなので完全に忘れていますw

次は1964年製のCARデス。

指板の写真を忘れましたが、こちらはハカランダと思われマス♫
オリジナルのナット・フレットでしたが、弾きにくかったので交換しています。


クラックがビッシリ入ってマスが、塗装の状態は前述のサンバーストよりも良好です♫

アンダーコートがシルバーなのは、この年代が最後です。
残念ながらこの年代のフェンダーは、ストラトも含め色物、特にCARの生産台数が多いので、あまり希少価値は有りません。

とは言えストラトだったら、1ケタ違います故、真に惜しい限りでありマス。 しつこいww

さて、1962年に満を持してデビューしたFender Jaguarでしたが、当初こそSurf Music系のアーティストに人気があったものの、ロック全盛となるに従いJaugarを使用するプレイヤーは減っていきました。

しかし、ヘンドリクスがストラトを救ったように、Jaguarにも救世主が現れます。
生産中止された後ですけどw

後のグランジ、オルタナ系ムーブメントでアリマス。
まあ、そういうカテゴライズは賛否両論の様ですが、ここでは触れませんデス★

僕は、フルシアンテさんのフェスタレッドのジャガーにはずいぶんシビレたものデス。

しかし、Kurt Cobainがこれほど男前でなくともNirvanaは伝説に成れたのでしょうか?

ギター同様、アーティストもルックスは重要ですが、どうあれ彼は伝説になり、Jaguarはグランジ・オルタナ系ムーブメントのアイコンとなったのでアリマス。
嗚呼、Jaguarよ永遠に~☆

駄菓子菓子、このギターは果たして一体Jaguarなのでせうか?
JaguarをJaguar足らしめているハズの部分が、色々エライ事に成っておりますw
僕の妄想では、カートさんはJaguarを愛していたというよりも、多分安かったからこのギターを使っていて、心おきなく改造したものと思われw

そういう意味では、同じくレスポールを生産中止から復活させたペイジ師匠とは一寸雰囲気が違うのでアリマス。
ええ、後年のプレミアムは一寸どころでは無く2桁違うのでアリマス(爆)

さて、すっかり忘れていたJaguarの使い方ですが、ググってスッキリ解決。
弦を交換して例のマーサル君やAC30で遊んでみましたら、コレガ中々いい感じなんです♫
特に、今まで全然鳴らなかった1964年CARが、凄く鳴るようになっていて驚きました。
うん、我ながらナイス放置プレイw
しかし、良く鳴っていた1965年サンバーストは、イマイチ鳴らなくなったような気がします(汗)
ギターって、弾き続けた方が良いって言いますけど、如何なんでしょう???
ま、良く鳴ると言ってもムスタング以上ストラト以下なんですけどね(当社比)w
やっぱりルックス同様に音もJaguarの音ではないですが、カッコはいいデス♫
CARのJaguarは、やっぱカッコいいですが、やっぱり改造はするのね皆さんw

時々キラリと光るものがあるこのギター、やはり僕は手放すことが出来ません。
しかし裏を返すと、時々しか光らないこのギターw、
第一戦犯はピックアップ、次点がブリッジと睨んでおります故、、、、
うう交換したい、、、、、、が、、、ヨークの無いジャガーなんて出来そこないのストラト、、、、、、、がやっぱり替えたい、、、、、、、、、、、、いやいや、、、、、、
鋭意☆エンドレス葛藤中でゴザイマス★