リーグ戦前半の戦いっぷりをみると、残り5試合となった時点で
この立ち位置でのダービーは想像できなかったかもしれない。
なかなか勝ち点が取れない中、現実路線に舵を切って、
戦力がそろい調子が上向くまで、勝ち点を確実に拾うという
現実路線をとったエスパルス。
逆に、内容は悪くないからと特に目立った補強もなく
そのままのスタンスでリーグ戦を戦い続けたジュビロ。
結果的にエスパルスは賞金圏内も見え始め、
ジュビロは最悪この試合でＪ２降格が決まるという状態で迎えたダービー。
直前の試合で甲府がＦＣ東京に勝って、ジュビロが負けると降格決定という
日程君の粋な計らいの中で、甲府が先制。
結局、この試合はＦＣ東京が追いつき、ドローに終わるも
甲府が勝ち点１を拾ったことで、ジュビロは負ければ降格はなくても
相当厳しい状態に追い込まれるであろう状態で試合が始まった。
ゲームは意地と意地のぶつかり合いの様相をていし、
白熱した一進一退のゲーム展開。
そんな中、まさかの俊幸の負傷退場。（大事に至らなければいいが・・・）
本来なら後半、相手の足が止まったときに飛び道具的に入れる予定で
あったであろう村田を投入。
それでも、何事もなかったようにすんなりゲームに入っていくことができていた。
何回かお互いに危ないシーンはあったものの気迫あふれる守備で
ゴールを許さずにスコアレスのまま前半終了。
後半に入っても最初のうちは前半と同じ状態が続いていたが、
徐々にジュビロの足が止まり始め、エスパルスの攻撃をファールでしか
止められなくなり、セットプレーから何度もチャンスを迎えるも
こちらも決めきれず。
それでも
これがカルリーニョスのハンドを誘い、ＰＫをゲット。
ジュビロの選手は猛烈に抗議していたようだが、明らかに腕を伸ばして
ボールを防いでいるし、当の本人のカルリーニョスが一切抗議してないんだから、
本来ならカードをもらって２枚目で退場でもおかしくないところだと思ったり。
そして、元紀がオレンジ色に染まったゴール裏に向かって確実に決めて
ついに待ちに待った先制点。
実はここからがスカパー！で観戦していた我が家に悲劇が訪れた。
ラドンチッチに代えて岡根を投入しようとしていたとき、
まさかの電波不良でスカパー！が受信できなくなってしまった。
受信状況を調べるも全て「Ａ」表示。
何度電源を入れなおしても映らず・・・・・・
結局かこからはＴＬを頼りに、スマホを握り締め祈るような気持ちで
試合の経過を見守って、そして試合終了のＴＬが流れてきた瞬間脱力
結果が全てのダービーだったけど、この試合で得たものは大きいはず。
まずは、散々続いていた試合開始直後の失点をしなかったこと。
そして、無失点に抑えたこと。
残り４試合。ダービーと同じくらいの気持ちで臨まないと、
ここからまたずるずるいってしまう可能性がある。
去年のナビスコ決勝の後のリーグ戦みたいな
燃え尽き症候群的なオレンジ戦士はもう見たくない。
今年はナビスコの決勝がないので、来週の川崎戦まで２週間の
中断がある。
ここでもう一度しっかり気持ちを切り替えて、残り４試合に備えて欲しい。
そして当然、忘れ物を取りに行くための権利を得るための戦いも続く。
ちなみに、レコーダーのリセットでスカパー！は無事映るようになりました
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