今日は残念な結果でした。
前半に横浜が整理されたプレスをかけてきたことと、カプリーニ選手やユーリララ選手がボールを収められたことから相手ペースでした。
特にボールがエスパルスの選手に入るタイミングで複数の相手選手がプレスをかけていました。
北川選手が孤立して収まらなかったのも、受けるタイミングを読まれていたことが原因でしょう。
次はパスの受けどころを読まれない工夫、例えば出し手がフェイントをかけるとか、受け手が複数で動くなどが必要だと感じました。
他にも、相手がプレスに来た瞬間に北川選手、カルリーニョス選手、ブラガ選手に同時に裏に走ってもらってワンタッチで長いパスを出す方法も効果的だったかもしれません。
今日はピッチにほとんど水をまかず、アイスタと比べてロングボールが転がらないので、横浜の裏へのロングボールは効果的でした。
転がらないことを確信している横浜の選手が全力で追いかけていたので、エスパルスの選手がアイスタの感覚で判断すると、少しタイミングが遅れて(秋葉監督風に言うとコンマ1秒の遅れ)こちらのディフェンシブサードでボールを持たれてしまいました。
エスパルスも同じやり方も織り交ぜていっても良かったかもしれません。
ピッチが乾いて固かったのもグラウンダーのパスの動きやトラップに影響を与えていたと思います。
幾つかの条件が重なって、やりにくかったでしょうが、この経験をリーグ後半戦に向けて生かして、よりタフになってくれると信じています。
75分には原選手、宮本選手を、西澤選手、タンキ選手と交代させました。
これは
「失点するリスクが高くても点をとりにいけ❗️」
という秋葉監督のメッセージだったのでしょう。
実際、後半はエスパルスに決定機が多かったのですが、やはり守備を手薄にしたこともあってカウンターで2失点目を喫してしまいました。
これはしょうがないと思います。
連勝しているチームも優勝するチームも、負けることはあります。
ごく一部の例外、最近ではレバークーゼンのようなチームもありますが、日本では聞いたことがありません。
ただ、優勝するチームは連敗しません。
次に勝てれば普通に優勝するチームの流れになるのですから、ネガティブになる必要は全くないでしょう。
次節から、また連勝を伸ばすためにはポジティブな面にも目を向けるべきでしょう。
そう見ると幾つもあります。
①乾選手が無事復帰して、ゲーム勘を取り戻せました。
②シーズン全体を長期的に捉えた場合、どうせ負けるならアウェイで強いチームの方が良いです。少なくとも、ホームでの取りこぼしよりはずっと良いです。
③今日の横浜のプレスの狙いや連動は、同じことを他のチームにやられたことがあり、剥がせていた記憶があります。だから解決策はチーム全体で共有できるはずです。
④長崎、横浜と昇格を争うチームに対して、ホームで絶対に勝たなければいけない理由ができました。秋葉監督や中心選手が上手くマネジメントしてくれれば、昨年の町田戦のようなアイスタ劇場、国立劇場を作ることができます。
そして、昨年のことを考えれば、選手たちもサポーター、ファミリーも、こんなことでへこたれるようなメンタルではないはずです。
終わった試合は、チーム成長のためのデータに過ぎない。
まだまだ成長できる。
よりホーム水戸戦を観にいく、勝利を見に行く理由ができました。
今日の三ツ沢でのビッグフラッグとエスパルスサポーターの声援に加われたことを良い記憶として残して、来週は我らがアイスタへ向かおうと思います。