エスパルスの予想外のプレーオフを応援に行くために時間を取られてできなかった仕事が、やっと掃けてきました。

結果は残念でしたが、シーズンシートは既に購入していますし、来季に向けて応援をしていく気持ちに切り替えています。

今シーズンはチームもファン、サポーターも貴重な体験をしたと思います。

本来ならしたくない辛い経験って、多くの人に覚えがあるのではないでしょうか。

もちろん私にもあります。

ただ、その経験は時間をかけてポジティブなものに変換していく方が人生をより良くします。

失敗を取り返すために奮起したり、取り返せない心の傷は自分の視野を広く持つ大切な要素になったりします。

とはいえ、最終節の水戸戦で引き分けた時は呆然としていました。

試合終了直後にプレーオフ山形戦に行くか?と聞かれたら回答はNOだったでしょう。

それでも行く気持ちになったのは「こういう思いをしているのは自分だけじゃない」と思い直したからです。

きっと、アイスタに行けば、同じような思いを持ちながらも応援する人は1万人以上いるだろう、その人たちと一緒なら、また立ち直れるんじゃないかと考えました。

西サイドスタンドの「再起」のコレオをみて、これは選手、スタッフだけでなく、応援する人たち自身にも向けられたものだと確信しました。

これをチームとファン、サポーターが続けていけば、きっと来年は一緒に歓喜できる時が訪れます。

時には不協和音を奏でることがあっても、アイスタでの90分(アディショナルタイムも)だけは、チャントと手拍子で一つの気持ちになれます。


もちろん、アウェイ戦やDAZN観戦でも気持ちは一つになっているはずです。


2年目のJ2はエスパルスの歴史では初めてですから、どのファン、サポーターにとっても未知の世界です。

不安からネガティブな思考に染まりがちですが、そんな時こそ、J1昇格という共通の目的に向かって、お互いにどれだけ信じ合えるかがキーになってくると思っています。

来季も一緒に戦ってくれる大切な選手たちと、来年こそは喜び合えると信じて応援を続けたいと思います。