金沢戦、見事、クリーンシートで自動昇格圏に上がりましたね。

この酷暑というか酷残暑?の中、最後まで走り切り、集中し続けた選手たちに感謝です。

さて、2016年の時には最後まで松本と自動昇格圏の2位を争っていました。

松本も強くて勝ち続けたので、引き分けは負けに等しい状況でした。

でも、その状況が選手たちを「勝点3を取るしかない!」とまとまらせたと記憶しています。

7試合残して自動昇格圏に入った点では2016年よりも有利なポジションにいます。

しかし、2016年に首位の札幌がラスト数試合で調子を崩していました。

どの順位にいても昇格争い、そしてタイトル争いは苦しいものです。

それを乗り越えるのは選手、コーチ陣、フロント、ファン・サポーターの一致団結しかありません。

そして、何を目標に一致団結するのか?

忘れてはいけないのは、自分たちはまだ2位だということです。

町田の黒田監督が昨日のインタビューで
「自力で優勝できるのは、ウチのチームだけなので」
と言っていましたが、まさにそのとおりです。

町田は自動昇格ではなく、優勝を目標に掲げています。

我がチームも、ホーム山形戦で高橋選手が言ってくれたように、優勝が目標のはずです。

そして、残り試合7で首位と勝点5離され、しかも首位のチームは1試合少ない状態なのです。

つまり優勝を目標とする以上、我々は「勝点3しか許されない」という厳しいチャレンジャーのポジションにいるわけです。

 

長いエスパルスの歴史において、カテゴリを問わず一度も「年間リーグ戦の優勝」という栄冠は勝ち取れていません。

 

ですから、J2でのリーグ戦優勝はチームの歴史に残る偉業に間違いありません。

次節から残り試合、選手、コーチ陣、フロント、ファン・サポーター全員がこの偉業達成に向けて一致団結していきたいものです。

次節のホーム戦では、アウェイのACL戦でコンディションの決してよくない甲府は、選手同士の意識がまとまって、より難敵になっているでしょう。

それを跳ね退けて勝利することをサポートするため、アイスタに行きたいと思います。