ブロンビーへの完全移籍が決まった唯人選手。
今度はシーズン前の監督のチーム構想に入った中で競争できますね。
デンマークでは強豪なので、ストラスブールのように「使いたくても使えない」というチーム状況でもなさそうです。
ぜひ、エスパルスから海外へ大きく羽ばたく姿を見せて欲しいです。
また、成岡選手は対戦が終わった山口へ再び期限付き移籍。
これはむしろ「試合に出て来年にはスタメンに食い込むくらいの成長をしてこい!」というフロントの期待の表れでしょう。
エスパルスの試合以外でも、成岡選手のプレーを見られるのは嬉しいです。
山口のチームも応援しつつ、試合を楽しみたいと思います。
さて、岡山、東京Vと難敵をウノゼロで倒して、監督が変わって思い切りの良いサッカーをしてくる山口もウノゼロ。
これを支えているのは、選手全員での堅い守備ですね。
どの試合でも、決定的なピンチはあったので、決して楽な勝利ではありませんでした。
ただ、最後のところで体を張ることができているからこその勝利だと思います。
エスパルスの決定機も数多く作れているのを見ると、決して得点力がないわけではないでしょう。
次節はジュビロを倒して、「優勝に近づいている」と黒田監督も自信を深めている町田が相手です。
色々なサッカーニュースを見ていると、世間のオッズでは町田の勝利を予想する人が多いようです。
確かに、エスパルスよりも多くの連勝中だった2位のジュビロを倒しているのですから、数字的には当然のことでしょう。
しかし、私を含めたエスパルスファンだけは違うと思います。
なぜなら、チームが成長して結束し続けていることを「肌感覚」で(秋葉監督風に)感じているからです。
その意味では、エスパルスというチームが現時点でどの位置まで成長してきているのかを試す絶好の機会です。
そして現実的にも、もしジュビロが引き分け以下だった場合、自動昇格圏の2位に入るチャンスでもあります。
ここ最近、「この試合が勝負」という大事な一戦をきっちり取れてきています。
それを今度の町田戦でも見せて欲しいです。
土曜日のアイスタは、前節の山口戦を超える観客が後押ししてくれそうです。
素晴らしい雰囲気の中、エスパルスの選手たちが更なる成長曲線を見せてもらえると確信しています。