初めまして。

 

関東圏に住むエスパルスファンの一人です。

 

ゴール裏で応援したことはありませんが、心からエスパルスを愛しています。

 

創設時から追い続けて、初めてのタイトル、磐田とのチャンピオンシップ、J2から這い上がった徳島戦もリアルタイムで経験しました。

 

シーズンシートは買える年があったり、なかったりでした。

 

今シーズン、自宅から交通の便が良い国立競技場での試合、しかも30周年記念マッチがあるということで、久しぶりにシーズンシートを買いました。

 

全部の試合は行けていませんが、できるだけアイスタには行くようにしています。

 

アウェイも関東圏には、時折、行っています。

 

過去にサッカー経験はあるものの、お世辞にも上手い選手ではなく、ベンチの方が多かったです。

 

出たときには、体力と頭を必死に使って勝負を試みていたのは懐かしい想い出です。

 

さて、先日の土曜日はホーム浦和戦を観戦に行きました。

 

すごい雨でしたね。

 

完全に屋根がある場所ではないので、吹き込んでくる雨をポンチョで防ぎながら観戦しました。

 

この雨の中でボールコントロールをほとんどミスしない、両チームの選手達の技術の高さに改めて感心しました。

 

その感想とおり、両チームとも質の高いプレーをしていたという感想です。

 

浦和の調子が良いのは想定内で、「押し込まれる中で、少ないチャンスを決めてくれれば」と予想していたので、エスパルスの選手たちのプレーに多少なりとも驚きました。

 

前節、勝利した名古屋戦よりも攻撃のクオリティが上がっていたからです。

 

今回のように、しっかりとしたポゼッションをしての攻撃を見るのは、今シーズンではホームG大阪戦以来のように思えます。

 

前半から「一つのミスが即失点に繋がる」という緊張感をお互いのチームが感じているようなゲームでした。

 

結果的には負けてしまいましたが、次につながる内容だったと言えます。

 

素人的に見れば、勝敗を分けたのは決定機の時の決めきる力とも言えますが、運もあったと思います。

 

1失点目は、スペースが空いたゴール正面からシュートを撃たれたこと、権田選手の前に浦和の選手二人くらいがこぼれ球が来るのを待っていたことが原因でしょう。

 

このような場面では、

一つは、シュートを撃つ相手選手にどこまで近くに寄せられる選手がいるか?

もう一つは、GKのこぼれ球を予測している相手選手をブロックする立ち位置に、シュートを撃たれる前に入り込めるか?

が大事なように思えます。

 

その2点で浦和の方が上回っていたからの失点だったと思います。

 

ただ、これから2週間の準備で修正は可能でしょう。

 

攻撃の改善よりも守備の改善の方が計算はできるはずです。

 

2失点目は、江坂選手のクロスのコースと鋭さが決め手だったと思いますが、原選手のポジションに問題があったとは思えませんでした。

 

明本選手が軽くヒールに当てたボールが、原選手の足に当たってどこへ飛ぶのかは、誰も予測はできなかったでしょう。

 

先に失点していたのでカンターを受けることは予想できました。

 

でも、

「カウンターを恐れてしまって、先に失点しているのに守備ばかりしているのはマズい」

ということも、多くのエスパルスファンの方々も、経験上分かっていたのではないでしょうか。

 

それだけに、その後に選手たちがどれだけのリバウンドメンタリティーを持ってやってくれるのかに注目していました。

 

そして、選手たちのメンタリティーは予想以上に逞しかったです。

 

後からスタッツを見ると、後半は浦和のシュートは1本だったとのこと。

 

もちろん、浦和の交代選手にDFが多かったので、押し込まれることを想定して逃げ切るという戦略だったと思います。

 

そんな中、山原選手のスーパーフリーキック!

 

彼によると「思い切り撃つと自然とブレ球になる」とのこと。

 

DAZNのハイライトで見ても、ボールが大きく左右にぶれて、その動きに西川選手が振られているのが分かります。

 

あれだけの経験があるGKが軌道を読めなかったというのは、大きな自信になりそうです。

 

ホナウド選手のトリックでタイミングを外されたという見方もありますが、それくらいのプレーは西川選手も過去に何度も経験しているはずなので、やはりナチュラル・ブレ球の威力としか見えません。

 

その後も、攻撃の手を緩めることはありませんでしたが、ゴール前をガッチリと固めた守備をこじ開けることはできませんでした。

 

権田選手から立田選手、鈴木(義)選手を経由しての組み立てや、見方同士でスルーして動き出すプレーなど、攻撃のときに動きながらもお互いの位置が把握できているプレーが多かったのも新鮮でした。

 

一対一でも全く引けを取らずに対等に戦えていましたから、後は結果だけです。

 

想像ですが、調子が良いチームは思考がポジティブになっているので、攻撃時の1歩が早くなる傾向があると思います。

 

それが得点に繋がり、更に自信を深めるという好循環が続くことになります。

 

降格するチームには、正にそれと逆のことがおきます。

 

つまり、この2週間を今回の浦和戦、勝利した名古屋戦をポジティブに捉えて、よりチームを良くしていくという姿勢が大切だということになります。

 

7月31日(日)の鳥栖戦までには、ゼ・リカルド監督の手腕、片山選手の復帰、北川選手、ピカチュウ選手の合流で、更に選手層も内容も良くなることが期待できます。

 

白崎選手も言っていましたが、あとは「結果を出すことが一番大切」。

 

焦ることなく、ポジティブに戦い続けて結果を出してくれることを期待して、次節もアイスタへ行きます。

 

 

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