関東地方は例年よりも10日程早い梅雨明けとなったそうですね。
今年も空梅雨で、なんだか梅雨らしさを感じないままに夏が来た!という感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
自遊庵の夏の風物詩といえば、御蔵島。いるかと泳ぐいるかキャンプでございます。
海の日の連休の定番として、もう7年ちかく開催しております。
そんないるかキャンプ、今年も素敵な時間を過ごしてきました。
今年は初めてのことがたくさんありました。さあ、どんなキャンプとなったのか、素敵な時間のおもいで語り、はじまりはじまりー。
御蔵島へと向かう橘丸。連休ということで甲板もごった返しています。
そんな中、無事の出航に祝杯!
なんと、今回は自遊庵史上初めて、御蔵行きの船が「条件付き出航」でなかったのです!!
ということで、何の心配もなく御蔵島に上陸!!
キャンプ場にチェックインを済ませ、里エリアの散策などをして、島のリズムと身体のリズムを合わせていきました。
島のほとんどが山のエリアとなる御蔵島。しかし、島の認定ガイドの同行なしで行けるエリアは2か所。
お決まりのタンテイロの森へと行こうかと思っていたら、島の奥地へ行きたい!という声が。
急きょでしたが、ガイドの方も見つかり、南郷の大ジイを目指して山へと行くことになりました。
ガイドについてくださったのがなんと、一昨年お邪魔した居酒屋「ケフィア」のマスター!!残念ながらお店はしめてしまったとのことですが、こんなタイミングでお世話になるとは。
目的地南郷はその名の通り島の南部。里エリアのある北側から車で約1時間ほど。
その道すがらもわくわくと楽しい時間を過ごせます。
ガイドさんのゆったりとした空気感、御蔵島への愛のある語り。どんどん惹きこまれていきました。
タマアジサイの葉は大きい! オカダトカゲの巣には卵が!
御蔵の人々の命を支える水 八丈島を臨める日は少ないそうです
あれもこれもと観ていたら南郷に到着。
昔はここの集落で暮らす方があったそうですが、10年ほど前からいらっしゃらなくなったそうです。
南郷山荘の横から大ジイの待つ森へと入っていきます。
森の中にはオオミズナギドリの巣穴がたくさんあり、団地の様になっています。いくつかの木が発射台のようになっていて、改めて、生態の話などを聴きながら、ほうほう、と進みました。中身を食べらてしまった卵の殻も発見。
今時期が産卵期だそうです。
森の小鳥たちの声に耳を傾けたり、歩くペースもゆったりのんびり。
なんとも大きいナメクジや、つたにぶら下がって遊ぶ子ザルさんにまで出会える森でした。
そして、終着点には…
南郷の大ジイ(スダジイ)
数年前までは確認されている中では日本一の大きさのシイノキだったのですが、新たに大きさを上回る木が出てきたとのこと。
それでも、雄々しくとても包容力のある雰囲気でした。
ざっと、3時間程度のトレッキングを終えて里に戻ると、もう一人の参加者、なおポンが合流しました。
どうしても昨夜の船が予定合わず、三宅島経由で、飛行機とヘリコプターを乗り継ぎ、来てくださいました。
この行動力とパワーに脱帽です。
早速みんなで夕飯づくり
夕焼けが美しい
なんて言っている間に完成!!
あしたばキーマカレー!!
ちょっとあしたばの主張が強かったので改良の余地ありですが、美味しくいただきました。
そして、ゆったりまったりとした雰囲気の中、とてもいい時間がながれていました。
二日目はいよいよイルカとご対面
いるかが定住している謎にせまる、御蔵島の原生林のことをちょっぴり知ることができた一日でした。
それぞれ、お一人でのご参加ですが、いつの間にかみなさん仲良しになっている。
島の雰囲気がいいからでしょうか。
二日目も楽しみ、楽しみ。
パーソナルネイチャーガイド自遊庵
自遊庵では大人向けの自然体験プログラムや、子どもの野外教育プログラム、山のガイド、水辺のアクティビティなど自然遊びを幅広くサポートしています。また、プライベートなプランをご希望の方にはパーソナルガイドツアーや、個人・団体向けの自然体験チームビルディングプログラム、疲れをいやすヒーリングキャンプなどもご用意。
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