「東京に疲れたならこっち来いよ」
最後に冗談ぽく…そう言って電話を切った。
でも俺は本当にそう思ってるよ…。
14の時、初めてバンド組んでロックンロールに狂ってるカギ共だった俺たち。
17になって、俺の家庭の事情でアメリカに帰らなきゃいけなくなって…
「俺、絶対また日本に戻ってくるから!」
そんな不確かな言葉を信じて待っててくれたよな
何で俺はアメリカ人なんだよ…
日本でロックンロールやりてぇよ
仲良しの皆とバンドやりてぇんだよ
一年も絶たず東京に戻ってきた時
「おかえり」の一言で救われたよ。
20になって直ぐ某レコード会社と契約したけど俺のワガママでパーになって…
結局そのバンドは23の時に終わるんだけど、旅行がてらアメリカに遠征に行った時にお前の歌が評価されてローカルデビューしてCDまで出したけど…うまくいかなかったよな。
それからみんなそれぞれ新しいバンド組んでさ
俺は札幌の親戚がやってた小さなライブバー任されて…
今となっては…バンドやってんの俺ら2人だけだなぁ…。
東京の実家に帰る度にお前のライブ観に行くけど、いつもお前の歌でパワー貰ってるよ
未だに俺たちブルーハーツをつまみに酒呑めるってあの頃のまんまだよな(笑)
ハイロウズの「14才」を聴く度に
「俺たちも14才に戻してくれ!」
なんてバカみたく話してさ(笑)
また一緒にロックンロールやりてぇなぁ……。
札幌はよー
冬は寒いけどみんな優しくていい人ばっかりだよー
ひっそりやってるこんなブログで、お前に届かない所じゃないと言えなくてゴメンよ…。
でもいつかまた一緒にやろうなバンド。
小さい夢だけどさ。
だからその時まで絶対に歌だけは辞めんなよ。
俺の下手くそなギターで歌ってくれよな。
昔よりはうまくなってるつもりだから(笑)
そん時は俺が
「おかえり」って言ってやるんだ。
おわり。
