2019年春に購入したレッツノートのキーボードの1個が剥がれたというお客様の修理をレポートです。
ただし・・・「修理作業は現地」という事です。
情報漏れ等リスクを意識しての現場作業は多い案件ではあります。
ひとまずキーボードの状態を確認しにご訪問しました。
確かにキーが剥げれかけていましたので、取りましてキーの裏を見ますとツメ折れ有りです↓
幸いキートップ下のラバードームに問題は無さそうでした。
通常、ノートPCのキーボードはキーボード全体で1個の部品ですので、キートップ1個の破損でもキーボード全体を交換するのが普通です。
特にメーカー修理はそうです。
↓ちなみに新品キーボード表
↓キーボード裏.型番は分かりづらいです、
以下のどれかだと思います・・・
N2ABZY000626
KP-AL 22CA11
BM171 JP LEAD
今回は現場作業ですし、レッツノートはキーボード交換する際の分解が大変な場合が多いので、キートップのみの交換します。
後日、新しいキートップとパンタグラフを持ち込み交換作業予定です。
コツがわかれば簡単ですが、劣化の進んだキーボードの場合、キートップを剥がすだけでツメ折れ等破損することもありますので、慎重にゆっくり作業しましょう。
交換方法も書いておきます。
必要な道具は細い小さいマイナスドライバーとビニルテープか養生テープのみでOK。
↓こんな感じでテープでドライバーの先を保護してください。
キーによって作業方法変わります、今回は本PCの正方形キーで説明します。
(1)キートップを剥がします。
キー中央上からドライバーをキー裏へ向かって入れます。
ドライバーの角度によってはキーボードのベース部分やラバードームを傷つけてしまうので慎重にゆっくり入れます。
ドライバの角度や力具合によってはポンっとキートップが飛びます。(剥がれます)
(2)先にパンタグラフをキーボードのベースへ取り付けます。
キートップにパンタグラフが付いている場合、ココ(写真参照)にドライバーを入れると簡単にパンタグラフを外せます。
キーボードベースにパンタグラフを取り付けます。
無理するとパンタグラフのツメ折れ等破損しますので構造を良く見て取り付けてください。
(3)キートップを取り付けます。
キー裏下部にパンタグラフが引っかかるようなツメがあるので、引っ掛けてから上から押すとパチンとはまります。
ゆっくり作業します。
本ブログで問題解決できましたら、是非以下ご検討くださいm(__)m