デルのスリムタワー型PC Vostro 3800にビデオカードを増設する作業があったのでザックリ、レポートします。
ビデオカードは↓です。
本PCのPCIe増設部周辺は広く空間があるので、大型ヒートシンクや大型ファンのビデオカードでも良いと思います。
ただしロープロファイル対応必須です。
↓いきなり増設後
なお、GT1030チップのビデオカードは低消費電力タイプです。
NVIDIA公式ページより↓
https://www.geforce.com/hardware/desktop-gpus/geforce-gt-1030/specifications
ビデオカード消費電力は30W、最小300W電源で動作するとのことです。
MSI公式ページでも同様の記載でした。
本PCの電源容量は最大250W・・・。
電源のメーカーはLITE-ON社、
MODEL NO:L250PS-01
DELL P/N:RFK09
P/N:PS-5251-12DF
DP/N 0RFK09
といった感じ・・・。
ん?、電源容量がメーカー仕様を満たしていまセン
。
が、MSIのビデオカード外箱の説明欄にこんな一文が、
Minimum system power requirement based on a PC configured with an Intel Core i7 3.2GHz processor.
i7 3.2GHzベースの場合、最小電源容量300Wといったところでしょうか。
i7 3.2GHzといっても世代によってかなり消費電力違います。
しかし、本PCのCPUはi5-4570Sですし、その他の接続ストレージドライブ等環境(メモリ DDR3 4GBx2枚,HDD 2台,DVDスーパーマルチ 1台)を考慮しても250Wを超えないと判断しました。
今回はワットチェッカーを利用して実際の消費電力と安定性を検証してみます。
・アイドル時は35W~45W
・高負荷時(ファイナルファンタジーXV ベンチマーク 動作時)は80W~115W
・高負荷時(NOXPLAYER TRAHAアプリ動作時)は60W~70W
でした。
検証時間は高負荷時連続4H位でしたが・・・、
ざっくり結論→高負荷時でも安定して動作可能でした。
今回使用のワットチェッカーでは瞬間消費電力までは計測できないので、瞬間では250Wを超えている可能性もあります。
更に言うとPC内部12Vや5Vラインの消費電流も関係しますので、表示された消費電力だけでは判断できない部分もあります。
高負荷状態で運用し続ける場合、高熱状態が続くことが予測され電源の寿命を短くする可能性もあります。
安心を求めるならメーカー仕様通り300W以上の電源容量で使用したほうがベストです。
↓電源交換するならコレ
80PLUS GOLD認証でメーカー3年保証付いているので無難かと思います。
と、
↓コレも必要
あとHDMI接続する際の注意です。
HDMIケーブルの先端はスリムの方が接続しやすいです。
当方手持ちのケーブルですとPC本体の一部と接触する部分がありました。
GT1030の性能や、ベンチマークは以下の記事をご参考ください。
こいつ意外と動くぞ 「Geforce GT 1030」レビュー 低価格・低消費電力の最新GPU搭載グラフィックボード![]()