あっという間に年末です、今月はかなり作業入っており、なかなかブログ更新できません・・・。
少し古いPCですがVostro 270sのCPU交換レポートです。
現状Core i5-3470SをCore i7-3770へ交換します。
↓交換直後のCPU
CPU交換は、マザーボードが交換CPUに対応しているかが確認必須です。
最悪、CPUやマザーボードが故障しますので、交換前のリサーチは十分行いましょう。
(確認1)CPUの形状は合っているか。
双方、LGA1155でOKですね。
これは物理的形状仕様なので違う場合、無理やり実装したら故障します、下手すると火や煙が出ると思います。
(確認2)CPUのリソグラフィーや開発コード名も一応確認
双方、
開発コードIvy Bridge、リソグラフィー(以前はプロセスルールとかプロセスって言っていたような)は22nm
なのでまず故障は無いと思います。
このリソグラフィーが交換する前より小さいCPUを実装すると、電気的仕様も大きく違ってくるのでCPUやマザーボードが故障する可能性があります。
違う場合は、マザーボード側の仕様も確認するのが必須でしょう。
(確認3)マザーボード側の対応はどうか。
メーカー製のPCは対応CPUまで明記はしていないですが、リリースされているモデルに交換CPUが含まれていれば安心です。
以下メーカーHPより抜粋したVostro270s仕様↓
i7のCPUモデル自体が販売はされていないようです、パッと見、I7は動かないかもです・・・。
で、注目はチップセットです、このVostro270sはB75チップセットのようです。
他のPC部品メーカーのマザーボードの仕様(B75チップ内蔵)のCPU対応を参照するとi7-3770ありますね。
なので交換する価値はありそうです。
以下ASUSのあるボードの仕様を抜粋↓
(では交換作業!)
交換前後のCPUは、同世代CPUなのでリスクは高くないと思いますので、交換してみます。
ここも注意なのが、PC側のBIOSは必ず最新へアップデートしておきましょう。
メーカーサイトから最新BIOSダウンロード、更新してください。
https://www.dell.com/support/home/jp/ja/jpbsd1/product-support/product/vostro-270s/drivers
BIOSアップデート失敗しますとマザーボード故障となりますので注意が必要です。
BIOSバージョンA11→A13へアップデートしました。
↓CPU交換前にBIOSアップデート完了直後の画像
BIOSアップデート後、CPUを交換しましたら無事に起動しました。
CPUも含めPCが正常に動作しているか、しばらくYOUTUBEやゲーム等、少し動作が重い作業を繰り返すと良いと思います。
ちょっと知ってる方ならば、CPUのベンチマークソフトや総合的なベンチマークソフトを半日以上は動かし続けて異常がなければ良いと思います。
テスト中に電源が落ちたり、フリーズする場合は、CPUは元に戻したほうが良いでしょう。
原因は電力不足やCPU自体の不良等・・・色々考えられます。
↓動作確認時の画像
なお、交換前i5-3470S、交換後i7-3770の性能差の確認は以下のサイトが分かりやすいです。
このサイトから抜粋↓
約1.4倍性能UPです。
本ブログで問題解決できましたら、是非以下ご検討くださいm(__)m