私は

お子さんだけでなく、

 

困っている、悩んでいるお母さんにも

私の力を使ってもらえたらうれしいと思っています。

 

なぜそう思っているかというと…

 

 

 

 

 

 

 

今から10年以上も前の話です。

 

うちの子は、

小学校に入ってから学習や生活の面でつまずくことが多く、

 

それに関わって人との関係もうまく行かなくなることもあり、

悩み事が途絶えることはありませんでした。

 

毎日、一つの問題をするのに

他の子の何倍もの時間をかけて、

一緒に勉強して…

でも、中々進まず…

 

自分の思いが伝えにくく

友だちだけでなく、そのお母さんにも誤解されることがあったり…

放課後、物のトラブル…

うちには二度とこないでと言われたことも…書き出すとキリがありません💦


 

毎日のことにいら立ち…

「なんでこんなこともできひんの?」

「〇×△%もやもやーーー!!!!」

 

書けないような暴言もたくさん吐きました。

そして、吐いてしまった自分を責め…タラー

その繰り返し

 

その頃の私は、

常に「不安」ベースの考えだったので、

教員として得た「子どもの発達」の知識さえも

自分たちを追い詰める方向に使ってしまっていたのだと思います。

 

 

苦しい日々でした

 

当時、下の子どもの育休中だったので

ゆっくりできた半面、

一日中、家にいて煮詰まってたのもあるかもしれません。

 

 

毎年、何度も担任の先生たちに

発達の相談をしましたが

 

「学校では、おとなしいだけで特に困ることはない」

「気にしすぎでは?」

という返答で、なかなかわかってもらえない、と思っていました。

 

うちの子みたいなタイプの子どもは、

大勢の中だと、困り事に気づいてもらいにくい、ということでもあります。

 

今なら、親があまり気にしすぎずのびのびさせることは、

子ども本来の力を発揮しやすいので

大事だということがわかります。

 

さらに、もっと冷静に困りごとの対応について

考えていればもっとよいことがわかります。

 

 

 

 

高学年になり、

自分も働いていて、

時間が一杯になってきている頃でした。

 

学習について、家で以前のような時間がとれなくなったことと

子どもの希望もあり「個別指導塾」に通ってみることに。

 

それまでにも他の学習関係の習い事に行ってみましたが、子どもの状況について理解してもらえず、辞めてしまいました💦

 

子どもは、大学生の講師の先生方が大好きになり、勉強より話をしに行っていたようです爆  笑

 

 

 

何度も面談を申し込んで

子どもの実態を伝えて、

 

子どもに合わせた、何度も同じことを繰り返す学習をお願いしてみました。

 

 

とてもうるさい保護者だったかもしれませんねアセアセ

 

でも、子どもに関わる人には何とかわかってほしいと必死だったのです。

 

 

講師のみなさんは、とても真摯に聞いてくださいましたが、

 

残念ながらやり方も子どもの様子も、全く変わることはありませんでした。

 

 

私自身が「個別指導塾」についてあまり知らずに、

自分と同じような対応を求めたことは、

あまりに独りよがりだったのかもしれません。

 

 

 

その頃から子どもは、

勉強や学校生活について、

どんどん自信をなくし、

 

「自分はどうせできないから」

が口癖になってしまっていました。

 

 

今思えば、

マイナスのつなひきのようですね。

 

私が子どものことに必死になればなるほど、

子どもは自分のことをダメだと思うようになっていったようです

 

 

そんなことに、全く気付かない当時の私、
誰にもわかってもらえない、と

勝手に

悲しくて

しんどくて

八方塞がり

になっていました

 

夫とは、

毎日子どもの事を話しましたが、

 

家族以外の人に

子どもを客観的に見てもらって、相談したかった

 

子どもがほんの少しでも

「わかる」「またやりたい」の

楽しさを知って、次に向かう力にしてほしかった

 

その糸口がほしかった

 

 とにかく

他にわかってくれる人がほしかった!

 


 


 

中学では、

入学すぐに子どもの様子に気がついてもらえ、

 

発達についての話し合いをすることができました。

 

 

先生方と様子を度々交流することができ、

 

客観的に子どもを見てくれる複数の人がいることのありがたさを感じました。

 

 

それによって、私自身が安心して子どもを送り出せた事は大きかったと思います。

 

 

 

今になったらわかります。

 

一番に向き合わなければならなかったのは、

「私自身」のことでした。

 

 

まず、

私が自分自身を置き去りにせず、認める。

 

それができると、

子どものことも

「受け入れる」「信じて待つ」

ことができるからです。

 

 

 

もう少し、余裕をもって自分を見ることができていたら

 

気が付くことがあったかもしれませんが

 

家では、びっくりするほど余裕がありませんでした。

 

 

 

自分のことを受け入れられず、責め続けていた私は、

 

子どものことも受け入れられないだけでなく、

 

彼にある力も全く信じることができていなかったのだと思います。

 

 

 

 

 

過去のことを振り返っていると、たくさんの後悔や反省が出てきます。 

 

生きた知恵として次に活かすことは大事だけど…

 

 

その時の自分は、

「そうしかできなかった」

「それが精一杯だった」

と頑張ってきた自分を認めることも大事です。

 

不思議なもので、

今の自分を肯定できるようになると

 

過去のいろんなことが

「反省すべき残念な出来事」

ではなくなってくるんです。

 

 

頑張ってた私はえらかったし、

中々によくやった

必死にやっていたんだ

 

子どもだって十分頑張ってた、

本当に好きな友だちとはそこそこ楽しんでた

いつも私に気づきをくれた

私を「おかーさん」にしてくれて

「おかーさん」として育ててくれた、

好きなことをずっと続けてきてそこそこ楽しくやってる

何より立派に大人になった

 

 

心屋マスターコースでカウンセリングを学び

原始反射の統合・発達について学んで

 

身体と心の両面からアプローチすることで

私の思考の癖も少しは変わってきたんじゃないかなぁ。

 

さらには、

タッチケアを学ぶことで

自分の土台が揺るぎないものになってきたんじゃないかな。

 

 

 

親が変わると

子どもも確実に変わってくる!

教員時代から、当たり前のように言っていたことですが

今は実感をともなっていて、はっきり言うことができます

 

 

 

だから、

まずは自分自身に

フォーカスするのが一番なのだと思います。

 

でも、渦中にいて、なかなかしんどい思いをしているときは、

そんなことには気づけない場合も多いもの。

 

そっと寄り添って、「大丈夫だよ」

って言ってくれる誰かがいるだけで

心はずいぶん軽くなるものです。

 

そんな人がいてくれたらよかったな、といまだに思います。

 

少しでも私の力が役に立つなら、

しんどいお母さん、大人に寄り添って

目で、手で、存在で「大丈夫だよ」と言い続けたいなと思います。

 

 

 

 

大人が変わると

子どもも変わる

 

大人から 

なりたい、やりたい

心とからだを育てよう!