「新車のミニ耕うん機こまめが、
たった4ヶ月でエンジン焼き付き。
 
その原因は、お客さんが良かれと思って
やった”ある行為”だった・・・」
 
こんにちは。
静岡農機情報センターの中村です。
 
新車で購入して4ヶ月で
エンジンを焼きつかせてしまった
ホンダのこまめを修理しています。
 
お客さん自身でやったオイル交換が
原因でした。
 
なぜ?
 
こまめは自動車とおなじ4サイクル
ガソリンエンジンです。
 
エンジンオイルで、エンジンの中を
潤滑しています。
 
新車のエンジンは慣らしが必要です。
 
たとえ精度の高いホンダのエンジンと
いえども、新車から少し使うと金属の
摩耗クズが出てオイルに混ざります。
 
それを業界用語で「バリ」や「鉄粉」と
呼びます。
 
新車のこまめの場合、購入後1ヶ月
または20時間使用のどちらか早いほう
でのオイル交換を推奨しています。
 
エンジンオイルをお客さん自身で用意して
オイル交換をしたまでは良かった。
 
しかし、オイルを抜くための
ドレンボルトがきちっとしたトルクで
閉まっていなかった。
 
そして、使ってしまった。
 
畑を耕している最中にドレンボルトは
緩み、オイルが漏れてしまった。
 
しかし、漏れていることに気づかず
使い続けた結果、エンジンが
焼きついてしまった。
 
お客さん自身はそのことに
気づかなかった。
 
そして、次のように思った。
 
「あれ、エンジンが止まった。
紐が引けなくなった。なぜ?」
 
・・・
 
ホンダの耕うん機の販売を始めてから
12年経つが、新車で機械本体が原因で
故障したことは1件もありません。
 
エンジンの焼き付きは、補償の対象外
なので、今回の場合は有償での修理に
なります。
 
エンジンオイルを自分で交換するときには
必ずドレンボルトの締め付けを確認して
ください。
 
自分でオイル交換が出来ない方は
私たちにお任せください。
 
静岡農機情報センター
中村真也

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