私はもう、ずーっと前の幼い頃から母親に、

「世が世なら、あなたは姫なのよ」

と、云われておりました。

(とは言え、5歳以降です)


「どこが? 姫ってなに?どこの?」と、

心の底では感じていたものの、

母親には、抵抗やら反抗やら、

疑いのようなものを

聞いたり、話したりすることは

まったくできませんでした。


なぜならそれは、私が0歳から5歳になるまでは、

母方の祖父母(明治生まれ)に育てられた

生い立ちのせいでもあります。


そもそもその期間、育った環境も、

ごく普通の家庭ではなく

当時の 「重症障害児センター」という、

日本では初期の施設の中でした。


たぶん、とても特殊な環境に育ちました。


これは、備忘録としても残しておきたくて

記します。

どこまで残せるかわかりませんが、

この「姫なのよ」という

横柄な母の言葉がきっかけです。


どこまで表現できるかな、、