先日(6月1日)、「写経会」(『阿弥陀経』10回目)をしました 。
時間は、朝の10時から11時半までです。
まずは、みんなでおつとめ(礼讃文・『阿弥陀経』・私たちのちかい)をします。
その後、写経する部分について住職がお話しをします。
そして、みなさんに写経していただきました。
広島県に緊急事態宣言が出されている影響か、参加者は8人と少なくなかったです。
でも、こんななか参加してくださる方には本当に頭が下がります 。
合同墓の前に置いてある鉢植えの花です。
きれい に咲いていたのでスマホ でパッシャと撮りました。
つれあいが知り合いの方からいただいたもので花の名前は分かりません 。
ネットで調べてみると…。
6枚花びらがあるので桔梗ではなく、ブローディアという花ではないかと思うのですが…。
どうでしょう
*「写経会」でのお話は、「名号(南無阿弥陀仏)いわれを深く信じて称えること」についてです。
①「いわれ」について
「いわれ」とは、物事の由って来るところ、ことの起こり、という意味です。
「名号(南無阿弥陀仏)のいわれ」とは、どのような理由で、どのような過程を経て、名号と仕上がったか、ということです。
②仏願の生起本末(しょうきほんまつ)について
・生起…阿弥陀仏の願い(本願)がなぜ起こされたのか。
それは、煩悩具足(ぼんのうぐそく)の凡夫(私)がいたから。この私を何とか迷いの世界から救い出したいと阿弥陀仏が思われたから。
・本末…阿弥陀仏の願いがどのような過程で経て名号と仕上がったのか。
それは、煩悩具足の凡夫である私たちを、どのようにしたら迷いの世界から救い出せるのか、五劫(ごこう)という長い間ご思案され、四十八の願(本願)をお建てになった。そして、兆載永劫(ちょうさいようごう)という途方もない長い時間をかけてご修行された末に、願い(本願)を成就して南無阿弥陀仏の名号と仕上げてくださったということ。
③念仏を称えるとは…。
「南無阿弥陀仏」と、お念仏を称えつつ、阿弥陀仏の願い(煩悩具足の私を迷いの世界から救い出したい)を聞いていくということです。
でも実際は、ただ何となく、本堂やお仏壇の前に座った時だけ、「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えてる。なかなか阿弥陀仏の願いを「そうか、そうか」と、聞くことはないんだなぁ… 。
大丈夫か、俺 。
*次回の「写経会」は、7月1日(木)午前10から11時半です。
お問い合わせは、明円寺まで(電話0823-21-4103)。
よろしくお願いします 。