スケジュールは、「おつとめ」、「お正信偈の練習」、「生活の中の仏教用語」、「仏教讃歌(Namo Amida Butsu)」です。

 

参加費は1回300円、それにお賽銭100円、お茶代100円です。

 

どなたでも参加できます OK

 

「生活の中の仏教用語」でとりあげた「非常(ひじょう)」と「億劫(おっくう)」について、ごく簡単にお話しします。

 

*「非常(ひじょう)

一般には「非常に驚いた」とか、「普通でない、程度がはなはだしい」という意味で使いますが、仏教では「無常」という意味で使います。

 

「無常」とは、「すべてのものは移り変わり、常なるものはどこにもない」という意味です。

人の命は、老・病・死と移り変わっていきます。

厳しいことですが、老・病・死と移り変わっていく現実に逆らえる人は誰もいません。

しかし、どのように老い、どのように病を受けとめ、そのように死を迎えていくかは変えられるのです。

 

「無常」とは、移り変わって二度と取り戻すことができない今を大切に生きていこうと、私たちが見失ってはいけない生き方を示している言葉なのです。

 

*「億劫(おっくう)

一般には「面倒くさくて気が進まない」という意味で使いますが、仏教では「おっくう」ではなく「おっこう」と読んで、「極めて長い時間」という意味で使います。

 

「億」は、「一、十、百、千、万、億、兆…」の億です。

「劫(波)」は、インドの言葉「カルパ」の音訳です。インドの時間の単位で、極めて長い時間という意味です。

この「劫」を表すのに「盤石劫(ばんじゃくこう)」という喩えがあります。

「40里四方の石を百年に一度薄い衣で払って、その石が摩滅しても一劫には達しない」というものです。

 

ちなみに、仏教で一番短い時間のことを「刹那(せつな)」というそうです。

 

次回は、5月21日(金)午前10時からです。

お問い合わせは、明円寺(0823-21-4103)まで。

 

 

つれあいが作ってくれたマスクです。

これから暑くなると蒸れるので、表は浴衣生地、裏はガーゼで通気性のよいマスクを作ってくれました 拍手

先日、広島県にも非常事態宣言が出されました。

「蒸れる。暑い。」と億劫がらずに、このマスクをつけてコロナ禍をなんとか乗り越えていこうと思う、今日この頃です お願い