先日(5月1日)、「写経会」(『阿弥陀経』9回目)をしました 。
時間は、朝の10時から11時半までです。
まずは、みんなで『阿弥陀経』のおつとめをします。
その後、写経する部分について住職がお話しをします。
そして、みなさんに写経していただきました。
今回も、東京や大阪で緊急事態宣言が出されている影響か、参加者は10人弱と少なくなかったです。
でも、こんななか参加してくださる方には本当に頭が下がります 。
家の玄関先に咲いていたサツキです 。
名前は分からないですが、このサツキはいつも早めに咲きます。
瓶の中のメダカも元気に泳いでました 。
*「写経会」でのお話は、「阿弥陀仏の浄土へ生まれた方々」についてです。
①『阿弥陀経』には、阿弥陀仏のご本願のお救いに遇いお浄土へ生まれた方々は、二度と迷いの世界に退転しない不退転の位に到り、次の世には仏となることができる身(一生補処)になっているとあります。
②親鸞聖人(しんらんしょうにん)は、不退転の位に到るのも、一緒補処(いっしょうふしょ)の身になるのも、お浄土に生まれてからではなく、この世で得る利益であるといわれます。
それは、阿弥陀仏のご本願のお救いを心に深く信受するものは、煩悩具足のわが身(迷い)を厭い離れ、阿弥陀仏の浄土(さとり)へ向かってお念仏を申しつつ、阿弥陀仏と一緒に生きていく身になるからです。
③いつも、いつも、お念仏を申しながら、この私が煩悩具足の身であると知らされたり、この私がすでに阿弥陀仏のご本願のお救いに包まれていたと実感することはなかなかありませんが、1回でも多く「そうだったなぁ…」と、実感しながら生きていける私でありたいと思います (がっしょう)。
*次回の「写経会」は、6月1日(火)午前10から11時半です。
お問い合わせは、明円寺まで(電話0823-21-4103)。
よろしくお願いします 。