第1回 プロローグ | ゲーム黄金時代 ゲームが熱かった日々そして業界の人たち

第1回 プロローグ

2007年はいろいろな縁に恵まれた1年だった。


ちょうど1年前の2006年12月。

知人に連れられて新宿ゴールデン街にあるゲームと80年代ファンが集うバー、プラスチックモデルに行った後、そこが縁でいろいろな世代のゲームファンに会うことができた。


この「オレゲー!」もそうした人たちが、それぞれの知識と技術、そしてゲームに対する愛情を持ち寄って作られている。度重なるミーティングのお陰で高円寺の飲み屋街が気に入ってしまったというオマケもあったが。


さて、以前ドリームキャストユーザー向けのコミュニティサイト上で「ドリキャス」で連載していた「大鳥居日和」。これは、私がゲーム雑誌の編集をしていたころのエピソードを寄せ集めたものだが、縁あって再開することになった。私自身「大鳥居日和」の存在をすっかり忘れていたが、「オレゲー!」の制作スタッフが発見してくれたのである。


改めて読み直してみると、もっといろいろなことを思い出してきた。
そういうわけで、「ゲーム黄金時代」は、「大鳥居日和」をベースにゲームにまつわる昔話を再度書き綴ることにした。
「女神転生」ふうに、これからもよろしく。


プラスチックモデル

マスターの関根さんは、8、16ビット時代のゲームのみならず80年代カルチャー、日本のロックにも精通しています。
http://www.plastic-model.net/