豆乳グルグルヨーグルトとは

豆乳グルグルヨーグルトは、豆乳とスプーン山盛り一杯の生玄米をグルグルかき混ぜて、発酵させて作るヨーグルトです。手作りの完全植物性乳酸菌のヨーグルトです。通称、TGGヨーグルトと呼ばれているようです。TBS、あさチャンで紹介されてから、話題となっているようです。TVで紹介されたレシピは、書籍「豆乳グルグルヨーグルトで腸美人」からの引用とのことです。

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豆乳グルグルヨーグルトの特徴

・牛乳を一切使わない
・乳酸菌の量が多い
・植物性の乳酸菌
・免疫細胞を増やすと噂されている
※ ヨーグルトの効果は、どんな乳酸菌株で作られたかで変わってきます

牛乳を一切使わないから乳製品がアレルギーなどでダメな人でも乳酸菌を摂取でき、腸美人を目指せるそうです。豆乳グルグルヨーグルトは、市販のヨーグルトの数十倍の乳酸菌を含むそうです。その数は、1g あたりおよそ19億個にもなるそうです。植物性乳酸菌は、過酷な環境の中に入っても生き抜く力が強く、胃酸に負けず腸に到達する特性を持つことが多いようです。また、豆乳グルグルヨーグルトには、免疫細胞の一つ、マクロファージを増やす効果があるらしいと噂されています。ただし、ヨーグルトの効果は、どんな乳酸菌株で作られたかで変わってきます。手作りの豆乳グルグルヨーグルトは、種菌の種類だけ、効果が変わりますので、留意しましょう。

豆乳グルグルヨーグルトのレシピ
※ 豆乳グルグルヨーグルトで腸美人のレシピの概略を記載

1.概要 
Step1(菌種作り):     1回目の発酵 ⇒ 2回目の発酵 ⇒ 3回目の発酵 ⇒ 種菌完成 
Step2(TGGヨーグルト作り):種菌と豆乳と混ぜ発酵 ⇒ TGGヨーグルト完成

2.Step1(菌種作り)
〔用意するもの〕300ml程度の容器、生玄米(スプーン山盛り1杯)、豆乳(200mL)

〔作り方〕
1回目の発酵 玄米を軽く洗い、スプーン山盛り1杯を容器に入れ、そこに豆乳を60mL入れる。
       ふたをして2~3日常温(適温は16℃~20℃)で放置し、トロッと固まればOK。
2回目の発酵 トロット固まった豆乳に、倍の豆乳を入れて、ふたをして放置する。かき混ぜないこと。
       2回目の発酵では6時間~半日で固まる。
3回目の発酵 豆乳を入れ、ふたをしてまた常温(適温は16℃~20℃)で放置する。
       前より菌が活発になっているため、5~8時間で固まる。表面が固まったら、種菌の完成!

3.Step2(TGGヨーグルト作り)
〔用意するもの〕種菌、豆乳、カップ、スプーン

〔作り方〕
カップに豆乳を入れ、さらに種菌をティースプーン1杯ほど加えて、グルグルとかき混ぜる。
カップにラップをかけて、常温で一晩置くとTGGヨーグルトが完成する。

※ 玄米毎に、付着している乳酸菌株が異なります。そのため、粘り気の強いヨーグルトになったり、サラサラのヨーグルトになったり、様々なヨーグルトができるようです。

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危険性を指摘する声も

これまでの所、豆乳グルグルヨーグルトが原因となった食中毒の発生など報告されていませんが、危険性を指摘する声もあります。

変色したり、カビが生えたり、異臭や不快な味がすることもあるようです。このような状態のときは、乳酸菌が上手く発酵せず、腐敗している可能性がありますので、廃棄するようにしてください。

豆乳グルグルヨーグルトの健康効果は、玄米に付着した乳酸菌を使うため、良い乳酸菌株と巡り合えるかが、ポイントになります。身体に良い種菌を、食品メーカーが選定し、提供するようになることを希望します。

引用:乳酸菌生活していますか