「丹倉神社」

丹倉神社(あかぐらじんじゃ)は、三重県熊野市にある。創建不明。

日本の聖地ベスト100(植島啓司著)にて、第29位に比定されてる。


社殿は無く、ご神体である巨岩のみが鎮座している。巨岩の上部には、木々が生い茂り、また、苔に覆われている。


原始磐座信仰の跡が見られ、最も古いとされる花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)と同じくらい古いと考えられている。





「ネジレ杉」

磐座の前にある杉の木は、幹がねじれて成長したネジレ杉であった。

滝原宮や戸隠神社奥宮でも、同じようなネジレが確認されている。





「大丹倉」


大丹倉(おおにぐら)は、標高差300メートルの岸壁。古代、修験道の行場となっていた。





「大丹倉の岩場から眼下を覗く」


大丹倉の岩場に立ち、眼科の川を覗くと、標高差があるためかなりの迫力。

修験者たちは、この岩の上で、行をしたという。