2023年の夏に「子宮肉腫の疑い」と診断され、子宮と卵巣を摘出しました。術後の病理検査の結果、「富細胞性平滑筋腫」と確定しました。同じような不安を抱えている方のお役に立てるよう、記録を残すことにします。あ、52才のおばさんです。
2024年3月4日(月)
今日は通院の日でした。前回、ヤングな主治医M先生から「4月に転勤する」と聞いていたので、お会いできるのは今日が最後となりました。人間ドックで初めて診察していただいてから約8か月、大変お世話になりました。
先生「調子はいかがですか?」
私「大丈夫です。」
先生「(エストラーナテープによる)かぶれは?」
私「前回いただいた塗り薬を使ったら、かぶれてもはやく治るみたいなので大丈夫そうです。」
先生「そうですか。では…診察は3か月に一度でいいので…次は…2か月後になりますね。薬(エストラーナテープ)は2か月分出しますね。」
私「わかりました。」
先生「私、転勤するので…」
私「あの、先生にお手紙書いてきたんですけど、渡しても大丈夫ですか?」
そう、実は前回の通院のあと、私は泣きながら(あながち大げさでもない 笑) M先生にお礼の手紙を書いたのです。“患者が主治医に手紙を書いて渡す”ということが、世間的によくあることなのかどうかわからなかったのですが、もう書かずにはいられませんでした。そのかわり、失礼にならないように、でも気持ちが伝わるように、内容にはかなり気をつけたつもりですし、何度も読み返しました。
それでも渡すときはちょっと緊張、いや、だって、逆(52歳のおじさんがヤングな女医に手紙を渡す)を想像したらキモい?とか思ってしまって、ドン引きされたらどーしよー(泣)
そんなこんなで、M先生がどんな反応をするか怖かったのですが、こちらの予想よりは嬉しそうにしてくれたように感じました。そして「70歳くらいの方から手紙もらったんですよ」「それは家でとってあります」ですって! まさかのライバルいた(笑)! 先越されてたし(笑)!
M先生は最後まで「ほかに困ってることないですか?」と訊いてくださって、本当に優しかったです。これから年齢と経験を重ねて、さらに良い産婦人科医になると思います、絶対に。
つづく