北極に住むアザラシのパコンの物語。
パコンは日々の中で
なにを見つめ
なにを感じているのでしょう。
「遥かなる北極極楽ワールド」は
スタートしています〜パチパチパチ
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時に吹く風は寒く
肌を切り刻むような時も
あります。
ホッキョクギツネの
口の周りのヨダレが
一瞬にして氷ってしまうくらい
寒さは厳しいのです。
「でも・・・
ボクはこの厳して寒さの中で
決して犬のようにはならないよ。
いくら美味しいご飯が
保証されていても
忠実だけがとりえの
犬の生き方だけは
決してしない!!
知恵と度胸で生きるんだ。
ボクたちホッキョクギツネは
悪知恵だってもってるもん。
キツネじゃないとしたら
もっともっと大きくて
強いオオカミになりたいなァ
たくましく力強く
オオカミになって
生きていけたらいいかもなァ」