ファンタジー「遥かなる北極極楽ワールド」 17 | スナミちゃんのひとこと

北極に住むアザラシのパコンの物語。

 

パコンは日々の中で

なにを見つめ

なにを感じているのでしょう。

 

「遥かなる北極極楽ワールド」は

スタートしています〜パチパチパチ拍手

 

 

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時に吹く風は寒く

肌を切り刻むような時も

あります。

ホッキョクギツネの

口の周りのヨダレが

一瞬にして氷ってしまうくらい

寒さは厳しいのです。

 

「でも・・・

 ボクはこの厳して寒さの中で

 決して犬のようにはならないよ。

 いくら美味しいご飯が

 保証されていても

 忠実だけがとりえの

 犬の生き方だけは

 決してしない!!

 知恵と度胸で生きるんだ。

 ボクたちホッキョクギツネは

 悪知恵だってもってるもん。

 キツネじゃないとしたら

 もっともっと大きくて

 強いオオカミになりたいなァ

 たくましく力強く

 オオカミになって

 生きていけたらいいかもなァ」