ゴン太とドラ子の愛の物語 25 | スナミちゃんのひとこと

[夢の中です]

 

冬・・・

雪の中をころげまわり

ドラ子と夢中で

雪ダルマをつくった日々が

想い出されます。

 

寒さなんて

なにひとつ感じない。

 

雪の白さと冷たさが

心地よかっただけの

あの日々を・・・

 

赤く燃える

暖炉の脇で

クリスマスツリーを見つめて

ボンヤリしている自分って

なんなのだろう・・・

 

この部屋は

暑いほど暖かく

酒もあり

クリスマスツリーも

華やかに輝いていて

もちろん

文句なしの環境なのにィ

どこか違うんです・・・

体も顔も

変わっちゃったしネ。

 

〈つづく〉