神倉所長「ご遺体を帰すべき所へ帰してあげるのも、法医学の仕事の一つです。」
神倉所長「誰のバチでもない。
死ぬのにいい人も悪い人もない。
たまたま命を落とすんです。
そして、私たちは、たまたま生きている。
たまたま生きてる私たちは、
死者を忌まわしい者にしてはいけないのです。」
【アンナチュラル】第8話 「遥かなる我が家」
雑居ビルで火災が発生。
UDIに10体の焼死体が運ばれる。
(所長)ヘルプを呼びました。中堂さん、「クソ」は禁止で。
(坂本)頼まれて、クソ仕方なく、クソ嫌々参りました(* ´ ▽ ` *)
(ミコト・東海林)あははは!(*≧∇≦)ノ
(中堂)あいつは、言っていいのか?
クソの報復!!(*≧∇≦)ノ
と思いきや、それ以上に強烈キャラ登場★
さらに、ヘルプに来た法歯学の先生。
(法歯学先生)象牙質が露しゅちゅ。
(中堂)はい?
(法歯学先生)70しゃい以上。
(中堂)70歳。
(法歯学先生)70しゃい以上。
(中堂)70歳!
(法歯学先生)70しゃい。
(中堂)歳!
翻弄される中堂さん(*´艸`*)🖤
おはようございます🖤
あらすじとか書こうと記事作ってましたが
長くなるので、やめまして
印象に残った言葉だけ残します(*^^*)
【歯科データと神倉所長】
中堂「東北の震災があったからだ。
現地のカルテは流されて、
集められた歯科医師は、
遺体を触った経験もなく、
人数も足りなかった。
身元不明の遺体がたくさん出て、
遺体の取り違いもあった。
神倉さんは災害担当で、現地に行ってた。
来る日も、来る日も運ばれてくる遺体。
『山ほど見た』と言ってた。
身内の遺体を探捜してる家族も、
いつまでも帰れない遺体も。」
第2話のミケちゃんの遺体も、まだ保管されたまま・・(*μ_μ)
神倉所長「ご遺体を帰すべき所へ帰してあげるのも、法医学の仕事の一つです。」
六郎「火事のあったビルが
三郎さんの大切な場所だったからです。」
女性「さんちゃん言ってました。
『俺は若い時に家を飛び出して、
前科作って、もう帰れないんだ』って。
でも、あのビルで、お酒飲んで、麻雀して
みんなでお正月も集まって・・・」
六郎「『まるで、ここが・・自分の家みたいだ』と言っていたそうです。
だから、みんなを助けに中へと戻ったんです。
煙を吸って、気を失った人達を背負って、
下へ下ろそうとしたけど、
炎で上に逃げるしかなかった。」
ミコト「三郎さんの体には、食い込むほどの
ロープの痕が残っていました。
何往復もして、何人もの人を上に運んだ証拠です。
だから、遺体のほとんだが4階にあった。
ギリギリまで救出を待っていたんだと思います。
全員で助かる望みを捨てずに。」
六郎「三郎さんは・・酔っ払うと言っていたそうです。
『親父とお袋、何してるかな~』って。
『今頃、餅食ってるかな?』
『故郷の餅はうまいんだ』って。
本当は・・帰りたかったんじゃないかと思います。」
教授「この国の解剖率が上がらないのは、
なぜだと思う?
死人に金を使う人間がいないからだ。
死体をいくら調べても、生き返らせることはできない。」
ミコト「生きているうちしか話せないんだよね」
ヤシキ「バチが当たったんだよ。
・・俺がろくな亭主じゃないから、
神様に取り上げられたんだよ。」
神倉所長「・・美代子さんは
クモ膜下出血で亡くなったんです。
誰のバチでもない。
死ぬのにいい人も悪い人もない。
たまたま命を落とすんです。
そして、私たちは、たまたま生きている。
たまたま生きてる私たちは、
死者を忌まわしい者にしてはいけないのです。」
ヤシキ「小さくなっちゃったな。美代子、お帰り。」
火事現場では、オカルト扱い。
六郎「でも被災地でもあったって言いますよね?
ほら、友達とか肉親の霊見るって話」
ミコト「また…それは、またちょっと違うんじゃない?
死んだ人にもう一度会いたいっていう
強い思いが見せるもの?」
中堂「会いたいって思いが死者に会わせるなら
…俺は思いが足りないんだな。」
★★★★★★
『遥かなる我が家』
身元不明者ということで
震災や火事、第2話を絡めたお話でした。
身元不明者にとって、早く帰りたい
『遥かなる我が家』。