久利生「あなたには、心から心配してくれる人たちがたくさんいるんです。そのことだけは、絶対忘れちゃ駄目なんです。」
※前のブログからの移転記事です♪(16.12.07作成)
2016年12月6日に、関西地方で再放送された番組です☆
あらすじと、ネタバレありの感想を書いてます☆
★★★★★★
メガ盛りの天丼がくるのを楽しみに待つ麻木事務官♪
そこに、まさかの電話・・・・相手は久利生検事。
麻木「うわっ・・」
多すぎる残業を部長に訴えて、やっと食べ歩きにきたのに・・
久利生「お前知ってるよな?警察署内で死亡事故があった場合、検事が検死する。」
天丼大盛りはテイクアウト・・
取調べで17時に戻ってきた時は元気そうだったが、19時に見回りの警官が息をしていないのを発見。
死因は、心筋梗塞。
元々心臓に持病があり、事件性はなさそうということで、その日は帰宅。
麻木さん、死体を見て食欲がなくなり、天丼を留置所に置き去り・・・
翌日の城西支部。
死んだ佐伯さんは、通りすがりの男性と肩がぶつかったと喧嘩になり、相手を殴り倒して死亡させたとされる人。
しかも、もう少しで起訴できそうだったという、この事件担当・田村検事。
話し中、長谷川洋介から電話がかかる。
佐伯が殺害した被害者の名前だったので、遠藤&田村は驚く。
本当の電話の主はその父親で、裁判の日程を聞いてきた。
「被疑者死亡につき不起訴」だと遠藤さんが伝えると、父親は絶句し、電話を切った。
キャビンアテンダントの覚せい剤所持と使用について取調べをする久利生&麻木コンビ。
「仕事が大変で、時差ボケもひどくて・・・会社もクビになる・・・でも、こんなのちょっとつまづいただけ。もう覚せい剤なんてしません。この失敗を忘れて人生やり直します」という。
仕事後、ビルから出た時、"遠藤"という名前に気付いた長谷川の父親が、遠藤を掴みかかる。
「どうして佐伯は不起訴なんだよ!」
遠藤たちを置いて、走って逃げる田村検事。。。
翌日、城西支部に行く途中、またしても、長谷川父が遠藤さんを確保し、「謝れ」と連呼し続ける。
城西支部のメンバーは遠藤さんを助けず、自分が気になる女性の手を取って逃げる・・・笑
なんとか遠藤さんも逃げたが、父親は警備員に捕まりながら「検事に会わせろ!」と叫ぶ。
「"不起訴が納得いかないから、検事は謝れ"と訴えている」と。
決裁のお願いに、部長の部屋に来た宇野さんは事務官交代をお願いする。末次さんは合わないので、年の近い麻木希望。
末次さんも、宇野検事は若すぎるのでと、馬場検事希望。
覚せい剤事件をまだ調べたがる久利生検事。
コンビニでスイーツを買う時、麻木さんに電話しようとするが、止める。
このコンビニの「頑張れ!東北」の義援金募金箱に募金する久利生検事。
帰り道、ビルの前で座って待つ 長谷川父を発見する。
買ったスイーツを公園で食べながら話す久利生検事と、長谷川父。
父親は、不起訴になったことを怒っていた。
でも、無罪になったわけではなく、検察の捜査権限は被疑者を捜査するためだけの権限で、
被疑者が死ぬと、それ以上続けられず、不起訴という形をとるしかない。
担当検事も悔しかったと思うと伝える久利生検事。
でも父親は、それを分かっていて、残念・悔しいだけでは終われないと訴え、写真を出す。
父親は、田村検事に謝ってほしいのではなく、事件のことをちゃんと知りたいだけだと推測する久利生検事。
部長「田村検事は答えられないし、答える必要もない。」
取調べの途中で、被疑者も被害者もいなくなってしまい、事件の真相が分からないのだから。
翌日、部長の部屋に全員集合。
部長「それぞれの担当を替えることにした」
全員 「替える!?」
田村検事には、麻木さん。
宇野検事には、井戸さん。
馬場検事には、遠藤さん。
久利生検事には、末次さん。
部長「はい、席替え~!」
覚せい剤事件のキャビンアテンダントの取調べ。
処分を決めるにあたり、家族や同僚に話を聞いた。
久利生「ひょっとして、投げやりになってませんか?」
涼子「なってません。早く終わって吹っ切りたいんです。」
久利生「人生をやり直す?」
涼子「はい。」
久利生「川邊さん。やっぱり・・・自分がやったこと分かってないですよ。」
涼子「えっ?」
久利生「前の取り調べん時、おっしゃってましたよね。ちょっとつまづいただけだって。」
涼子「だって、そうなんだから。」
久利生「末次さん。」
末次「はい。」
久利生「覚せい剤に手を出す動機って、大体の人、おんなじですよね?」
末次「あっ。最初は、軽い気持ち。不規則な生活による疲れを解消するためとか。」
久利生「もう、まさに。(涼子さんを手で示す)でも、それが、しゃれになんないんですよね?」
末次「覚せい剤は、精神的依存はもちろん、肉体的依存も強く、常用すれば、幻覚や妄想を発症する危険な薬物です。」
涼子「そんなことは分かってます。でも、私はまだ・・・」
久利生「確かに、初めてですし、誰の・・・周りの誰にも迷惑掛けてないと思ってるかもしれませんけど。それ、違いますよ?」
涼子「・・・・」
久利生「ねぇ?末次さん。」
末次「あなたが売人に払ったお金は、暴力団や海外の犯罪組織の資金になります。」
久利生「そのお金が、別の新しい犯罪に利用される。ハァー。で、他の誰かが、また、傷つけられる。」
涼子「だから、反省してるって言ってるじゃないですか。」
久利生「・・・甘く見ない方がいいですよ。今までも、そういう方たち、たくさんいらっしゃいましたけど。
覚せい剤を断ち切るって、めちゃくちゃ大変なんですよ!強烈に中毒性のある薬物ですし。
あなたが思っているように、簡単にはやめられないんじゃないですかね。
まあ、あなたは、ちょっとつまずいたって言ってますけど。
あなたは大失敗やらかしちゃってんですよ。
自分は大丈夫だって、すぐ立ち直れるって、強がってる場合じゃないんですよ。
まあ、初犯ですし、反省もされてますから。まあ、裁判では、執行猶予がつくと思いますけど。
でも、お願いします。
気 緩めないでください。
あなたには、心から心配してくれる人たちがたくさんいるんです。
そのことだけは、絶対忘れちゃ駄目なんです。
お願いします。」
頭を下げてお願いする久利生検事を見て、泣く被疑者。
久利生検事についた末次さんは、調べものをするため残業。
末次「でも、ああいうのもありかも。」
ちゃんと向き合っているから、被疑者は納得して職務を全うする。
この久利生スタイルに影響される田村検事。
取り調べで得た被疑者の証言は、被疑者からの一方的なものなので、被害者に伝えるのはどうか・・・・
でも、遺族への誠意ある対応は推奨されるべき・・・・
ということで、遺族と会うことを許可された田村検事。
別の日、コンビニでスイーツを買って戻ってきた久利生検事。
城西支部は長谷川父に説明するという話でバタバタ。
遠藤さんも「担当した事件なんだから、立ち会え」と言われ渋々参加。
長谷川父への説明。
被疑者は、最初正当防衛を主張。
取り調べが進むにつれ、口数が減り、罪の意識が芽生えてきたのではと思った田村検事。
6日目、自供がひるがえり、被疑者の方からケンカをしかけ死亡させたと自供した。
でも、その後、被疑者は亡くなり、不起訴という結論になってしまった。
役所的に対応したことも謝罪。
長谷川父は、孫のために、息子が死んだ理由をちゃんと聞きたかっただけ。
長谷川父「佐伯の最後の供述は真実だったと断言できますか?」
質問に答えられない田村検事。
すると
遠藤「出来ます。自分はずっと取り調べを見てきた。被疑者は、田村検事にはごまかしが効かないと諦め、自分の罪を告白した。」
田村検事「供述は真実だった」と堂々と伝えた。
麻木さんの為に買ってきたであろうスイーツを、末次さんが勝手に食べ・・・
久利生検事、プンプン不機嫌なまま、次の現場に向かう・・・(*´艸`*)
残業せずに、この前の大盛り天丼を食べにきた麻木事務官。
長谷川父が帰り際、久利生検事に対し、「ほんとに検事さんだったんですね」と言っていたことを思い出し、フッと笑顔に。
長谷川さんのことが解決して喜ぶ部長に、田村検事が事務官を戻してほしいと頼む。
ずっと組んでいたし、気心が知れてるし、仕事がしやすいという理由で。
事務官たちに配置換えについて、「もし不満があるなら考え直してもいい。代える必要がないなら、元に戻しても」と提案する部長。
井戸「まあ、僕は別に不満はありませんでしたから、馬場検事でいいですけど。」
末次「久利生さん、人使い荒いからなぁ。やっぱり宇野検事でいいですよ。」
遠藤「馬場検事さ、何か無駄に怖いんだよね。田村麻呂でいいかな。」
麻木「まあ、皆さんが元に戻られるんでしたらね。私は久利生さんに付くしかないですからね。」
仕方ないなぁ。しょうがない。と戻っていく事務官たち・・・(*´艸`*)
事務官が戻ってきて嬉しそうな検事たち★