落合SP(江口洋介)「私は、民間が身辺警護するのは反対です。金銭で人は護れません。用心棒の活躍の場はありません。」

章(木村拓哉)「用心棒の言葉の意味ってご存知ですか?」

落合「・・・」

章「侍や、マフィアが敵をやっつけるために雇うやつ・・・じゃありません、元々は。敵から身を守るために、用心する棒きれのことを用心棒っていうんです。」

落合「だから?」

章「いや、あなた方が拳銃を出さなかったら、あいつは、刃物なんか出さなかったんじゃないですかね。まあ、丸腰の棒きれでも・・・いや・・・丸腰だから、人を護れることもあるんじゃないですか?」


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BG~身辺警護人~ 第1話


2018年1月18日に、関西地方で放送された番組です☆


あらすじと、ネタバレありの感想、キャストを書いてます☆


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2012年に起こった事件をきっかけに、ボディーガードの世界から身を引いた島崎章(木村拓哉)。




それから、6年後の2018年。

交通誘導警備課にいた章(木村君)は、新設された身辺警護課(ボディーガード)に着任を命じられる。

章「ボディーガードの世界は、失敗を犯した者は、現場には戻れません。」

6年前の事件をひきづる章だが、「黙ってればいいじゃないか」と言われ、新人として着任する。


盗聴機などを見つける危機管理課の沢口正太郎(間宮祥太朗)、


銀行から現金輸送などをする現金輸送警備課の高梨雅也(斎藤工)、


万引き犯を捕まえる保安警備課の菅沼まゆ(菜々緒)、


施設を見回りする施設警備課の村田五郎(上川隆也)。


各部署から集められたメンバーと共に訓練をする。



高梨(斎藤工)「習ったろ。国のSPと違って、民間のボディーガードは、拳銃などの殺傷能力が高い武器の携帯禁じられてるんだよ。」

沢口(間宮)くんは、盗聴器とかを見つける課にいたので、素手で戦う訓練に苦戦。

しかし、元・SPの章は、敵役の村田(上川)さんを華麗に倒す。

新人のていで入ってるので、人質役の菜々緒様に「まぐれ」と驚かれるが、いや、そこは、「新人にしては、やるなー」と誉めてあげてください。笑




厚生労働大臣の立原愛子(石田ゆり子)の元に、“元ファン代表”を名乗る人物から不審な包みが届く。


中は乾電池と、穴のあいた立原大臣の写真、そして、脅迫状。

「慢心は人間の最大の敵だ。退陣なくば、死の号砲が鳴る。  元ファン代表より」




『号砲』という言葉から、警視庁SPの落合義明(江口洋介)は、スターターとしての参加が予定されている隅田川マラソン大会への出席を辞退するように、大臣に言う。


立原大臣「待ちなさい。私、こんな脅迫に屈したくありません。」

と参加への決意を新たにし、落合SPは、24時間監視態勢で警護することとなった。



そんな立原大臣に、マスコミが殺到するが、「長い付き合いの記者です。3分だけインタビューに応じます。」と独占的に取材させてもらえた週刊「時論」の記者・犬飼悟(勝地涼)。




一方、章のいるBGチームは、最初の依頼を受けていた。

依頼人は、隅田川マラソンのスポンサーである、サスケフーズ会長の大久保佐助(伊武雅刀)。

BG チームの社長と旧知の仲で、表彰式に出席する際の警護を依頼された。

「大臣が襲われたら、巻き添えを食うのでは」と心配しているらしい サスケ会長。



今回のBG を決めようとする村田課長に対し、

高梨「自分にやらせてください。BG は、単なるボディーガードの略じゃありません。警護対象者の最もそばにつき、チームに指令を与える役です。失敗すれば、命取りになります。」

ちょっと偉そうな高梨のバックスと、警視庁への対応を、いきなり村田課長に命じられ、驚く章。


他の二人は、会場の確認を命じられる。





サスケフーズ会長に会った二人は帰り道、

高梨「死ぬ気でやらなきゃ、クライアントの盾にはなれませんよ。」

章「でも、盾が死んじゃったら、まずくない?」

高梨「屁理屈言わないでください。」

章「いや、屁理屈とかじゃなくて、俺らボディーガードが倒れちゃったら、クライアントはむき身になっちゃうでしょ?それって・・・任務を途中で投げ出しちゃうのと同じ事なんじゃないかな。」

お互い引かない章と、高梨。

章「恐怖心があるから、危険を回避しようと思って、戦略を練るわけで、怖くないっていうのは、うーん・・・やけくそと変わらないっていうか・・・うーん・・・俺は・・・怖くない人と組むの、怖いな。」



警備計画書を提出に行くが、たまたまいた落合SPにチェックされ、ダメだと突き返される章。


そこで、スタジアムの下見に行くが、警備員はいない、スタジアムにはふいをつけば自由に入れる無防備なスタジアムだった。


章は、実際の大臣とクライアントの座席の位置関係から、機関銃や爆弾での襲撃への対応を考える。


新しい計画書を高梨と共有しようとするが、高梨は『BGを辞める』と、村田課長に伝えていた。





マラソン当日、会場で煙があがる。

こういうときに、『爆発だー!逃げろー!』と一番始めに言った人が、大抵犯人。

そう、犯人は、ジャーナリストの犬飼(勝地)さん。


立原大臣(石田ゆり子)は、騒ぎに紛れて、SP の目を盗み、犬飼さんのいる部屋に向かう。


章は、会長のために、マラソン大会をこれからも開催できるように、他の爆弾を探しに一人離れ、立原大臣を発見。




脅迫状は、立原大臣本人の自作自演。

脅迫状に引用したシェイクスピアの文章をバカにしたが、

実は、その文章は犬飼が昔、大好きな立原大臣に送った文章だった。

章と落合SPのおかげで、犬飼ジャーナリスト、逮捕。

章の活躍で、クライアントのマラソン大会を続けたいという望みも叶えられた。









はじまりましたねー!!


2018年の木村君ドラマ!!


元自衛官の斎藤工さんは、木村君が元SPだと気付いたようですね。


さらに、元シティーハンター、じゃないや、元SPの上川さんも、木村君の過去に気づいてそうな。


菜々緒様は、今回あまり活躍なかったけれど、鍛えてらっしゃるので、華麗に格闘するシーンが見られることを期待ですね!




【【キャスト】】


【日ノ出警備保障・身辺警護課】
島崎章(元ボディーガード) ・・・木村拓哉

高梨雅也(元自衛隊員)・・・斎藤工
菅沼まゆ・・・菜々緒
沢口正太郎・・・間宮祥太朗
村田五郎 課長・・・上川隆也

今関重信 社長・・・永島敏行


河野純也 サッカー選手・・・満島真之介


【厚生労働大臣】
立原愛子・・・石田ゆり子


【警視庁 警備部警護課(SP)】
落合義明・・・江口洋介
氷川修・・・宇梶剛士
清田春孝・・・阿部進之介


島崎瞬 ・・・田中奏生



[第1話ゲスト]
犬飼悟(犯人)・・・勝地涼
大久保佐助(依頼人)・・・伊武雅刀
佐藤雄二(交通警備員)・・・でんでん
山手華子(保険会社の人)・・・濱田マリ