はい、こんにちは!
真弓接骨院の織田でございます。
みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
ゴールデンウィークはどこも人が多いので人混みが嫌いな織田は大人しく引きこもって断捨離に励んでおります。
たまに狂ったように物を捨てたくなる気持ちになるんですよね~
てか今年度は国家試験だから勉強しよろって話ですけどね。
(●´ϖ`●)テヘ
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前回の続きで細胞について書く予定でしたが、ちょっと予定を変更ε=ε=┏(・_・)┛
実は先日
朝起きたら左手が全く動かない!
ピクリともしない(;´д`)
その時の私の手はこんな状態でした。
だら~ん
手首がだら~んとしまま。
うやめしや~っていう幽霊の手みたいな感じですな。
そう!この状態で手首を上げることが全くできない\(^o^)/
このような手を『下垂手』といいまして、その名の通り手が下垂してるんです。
この下垂手は、ある神経に麻痺が起こると出てくるもの。
その神経とは…
『橈骨神経(とうこつしんけい)』
この橈骨神経は主に腕の伸筋という、筋肉を伸ばす動きをする筋肉を動かすため神経です。
力こぶ💪でお馴染みの肘を曲げる筋肉である上腕二頭筋は人体の表側(前面)についてる筋肉ですね。
その裏にある上腕三頭筋は肘を伸ばすための筋肉です。
女性の悩みの種である二の腕の部分にある筋肉ですな\(^o^)/
この上腕三頭筋は伸ばす筋肉(伸筋)なので橈骨神経によって支配されている筋肉です。
橈骨神経の走行は以下のようになっています。
このように伸筋は主に腕の裏にあるので、橈骨神経もこのように主に裏面をずーと走行している神経なのです。
んで、本題ですがどうやってこの橈骨神経が麻痺したのか。
この橈骨神経麻痺は別名『ハネムーン症候群』なんてふざけた名前がついてましてね。
多分ね、皆さん耳にしたことあると思う。
「彼女を腕枕したら腕が痺れてきてさぁ
( ̄∀ ̄)ヘヘ」
ってやつ。
そう!
この麻痺は腕枕したときに痺れるってやつです!
ちょうど上腕の後ろを斜めに橈骨神経が走行してるんです。
↑ここね。
左から右下へって斜めになっているでしょ?
そう!
ちょうど頭が乗るところの下敷きになってしまうんですな!ここが!
んで、ずーとここを圧迫されてしまうと痺れてくるという。
そして「腕が痺れてきたからちょっと頭をどがしてくれ」ってことを言えずに我慢してると朝になって手が動かなくなるというね。
ふん、ざまーみろ。
ちなみに織田は誰かを腕枕して名誉ある下垂手になったわけではなく、
自分の左腕を手枕にして寝てたっていうただのアホです。
セルフ麻痺です。
ロンリネス~♪
朝起きて手が動かなくて
「うわぁー!
教科書通りだ!すげぇ!( ・∇・)」
って一人で笑ってました。
ロンリネス~♪フゥ~♪
ちなみに他にも種類ありますよ!
正中神経という主に前腕の屈筋を支配する神経が麻痺すると『猿手』になります。
母指球といって、親指の付け根辺りって皆さん肉厚で盛り上がってるでしょ?
その辺りも正中神経支配なのでこの筋肉がぺらっぺらになって萎縮してしまうのが猿手ってやつです。
猿の手は人間とよく似た形してますが、親指の付け根はぺったんこらしいです。
膨らみがなくなるので骨が浮き出るくらいペラペラになるみたいですね。
そして正中神経は指では主に親指と人差し指と中指を支配する神経なので、握りこぶし作ろうとしても薬指と小指しか曲げられない。
それでこんな手の形になるんです。
これ祈祷師の手とも言うみたいですね。
あとは尺骨神経麻痺。
これは腕の内側を走行している神経です。
肘をぶつけるとすごい痺れが走って痛い!ってこと経験したことないですか?
それが尺骨神経です。
体表から触りやすい神経なので、皆さんの肘を曲げた状態で内側を触ってみてください。
骨が内側にぽこっと出てますよね?
そのすぐ下に窪みがあるのわかりますか?
その窪みをしばらく指で押してると、小指辺りが痺れてくると思います。
この尺骨神経が麻痺すると『鷲手』という特徴的な手になります。
これが鷲手です。
ネットで調べたら画像も出てくるのでそれで見たほうが分かりやすいかも。
ほかにも特徴的な肢位になる神経麻痺はありますが、今回は特に有名な以上の3つを紹介しました。
橈骨神経麻痺を体験してみたい人はどうぞ腕枕して感覚なくなるまで我慢してみてください。
でも神経麻痺がおこるとなかなか戻らないですからね~
自己責任でよろしく~。
私も手が動くようになってもすごい違和感がずーと残ってましたもん。
では今回は急遽神経麻痺によっておこる特徴的な手の形についてお話ししました!
次回はまた細胞にもどりまーすε=ε=┏(・_・)┛
真弓接骨院
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