昨日清水が勝った事で目標の2位は厳しくなったけど、今日勝てば3位でのプレーオフ進出に近づけます。今日からの4試合+2試合で、今年の集大成を見せて欲しいところでした。


メンバーの前節との変更は、スタメンは田中和樹、日高に代えて高木とメンデスが入りました。メンデスがCBで佐々木が左SBでした。サブには松田と西堂が入りました。

この大事な一戦で出場停止の田中和樹と体調不良?の日高の欠場は痛いけど、きっと代わって入った選手がやってくれると信じてました。西堂のプレーも楽しみでした。


試合を通して、ヴェルディはきっちりパスを回してチャンスを作ってる印象でした。パスの出し手と受け手のタイミングも良くてミスが少なかったです。ただ、前半はシュートの精度があまり良くなくて、それでジェフは助かってたと思いました。

それに対してジェフは序盤からミスが目立ち、ミスからボールを奪われ、ピンチになってたシーンも多々有りました。


ところが先制はジェフで、19分にドゥドゥのミドルがキーパーにはじかれたけど、そのままゴールインしました。

更にその3分後に、またまたドゥドゥのミドルが決まって追加点が取れました。シュートのコースが凄く良かったです。やはりシュートは思い切って打ってみるもんだなと思いました。


その後もジェフは、奪ってからのカウンターと遅攻を使い分けて攻めたかったけど、ヴェルディのディフェンスが早かったのとジェフのパスの精度が今ひとつで、チャンスを作れなかったです。

しかし54分に、呉屋がドゥドゥのパスで抜け出してキーパーと1対1になったところでディフェンダーが後ろからチャージしてしまい、PKをゲットしました。これを決めたら3-0になって勝つ確率はかなり高いと思ってたのに、ドゥドゥのキックはキーパーにストップされてしまいました。枠には行ってたので仕方がないけど、何で呉屋がそのまま蹴らなかったのかとか、いろいろ思ってしまいました。


その後、徐々にジェフの足が止まり始め、攻めるヴェルディ、防戦一方のジェフみたいになってしまいました。

そして79分、右からのクロスを代わって入ったばかりの長谷川に決められ、1点差に詰め寄られました。

この前後から、ヴェルディはそれまで見せなかった前からのプレスを始め、これが更にジェフを苦しめました。


完全なヴェルディペースの中、それでもなんとか耐えてたジェフだけど、ここから運にも見放された様な失点を繰り返してまいました。

88分に左からのクロスをメンデスがクリアしきれずスクランブルになったなったボールを押し込まれて同点、アディショナルタイムに入りせめて引き分けに持ち込みたかったけど、シュートでもクロスでもない中途半端なパスをうまくスルーされて、これに鈴木椋大が反応出来ずコロコロとゴールに入ってしまいました。

3-2となってここで試合終了、ジェフは逆転負けしてしまいました。


最初にも言ったとおり、プレーの精度や運動量という意味では今日は最初からヴェルディの方が上回ってました。それでも2点取れてリードしてたので何とか逃げ切りたかったけど、少し間延びしてたのか間を突かれてパスを回され、捕まえきれず失点を重ねた印象でした。後半は完全に力負けしてしまった感じでした。

期待の西堂も、今日は自分のストロングポイントを見せる事が出来なかったみたいです。今度出場した時は、もっとアピールして欲しいと思います。


後を引きそうな敗戦だったけど、今は気持ちを切り替えて自分たちを信じて突き進むしかありません。

次節はフクアリでの試合なので、勝って自信を取り戻して欲しいところです。