前節は好調と言われてた岡山を攻守共に圧倒して、7連勝を飾ったジェフです。ホント圧倒とはこの事だ…みたいな感じでした。

今日は、ジェフにとっては曲者の水戸戦でした。今年は様々な苦手意識を払拭してきたジェフ、今日も新しい歴史を作り続けて欲しいと思いました。

ただ、7連勝もすると流石に対戦相手はそれなりの対策をしてくるはずで、それがハマってしまった時が心配でした。


メンバーの前節との変更は、スタメンはメンデスに代えて鈴木大輔が復帰しました。メンデスがサブになり、新井一耀が外れました。一耀はCBの4番手になってしまったんですかね。あれだけの得点力が有ったのに、ちょっと悲しいです。


今日まずビックリしたのは、水戸がコートチェンジをしてきた事。以前は高木監督によくやられてたけど、最近はしてくるチームは殆ど無かったので、選手も少し戸惑いが有ったのかもしれません。試合の出だしは、水戸がペースを握った感じでした。シンプルにジェフの裏に蹴って来て、身体能力の高いFW2人がキープしてチャンスを作ろうとしてました。FW2人強かったです。


23分、GK鈴木椋大のミスキックで相手にボールを渡してしまい、ジェフの左サイドのペナ角付近から打たれたミドルシュートが決まってしまいました。椋大のミスキックもまずかったし、フリーにしたのもまずかったけど、兎に角シュートが凄かったと思いました。7連勝の間はずっと先制点が取れてたので、この失点でジェフの選手のメンタルがどう変化したのかは分からないけど、水戸ペースで進んでて先制され、ちょっとヤバいかも…って思い始めたところ、ジェフの選手(ドゥドゥ?)がセンタースポットに置いたボールを水戸の選手が蹴ってしまいイエローが出されました。この水戸の選手は既にイエローを貰ってたので、イエロー2枚で退場となりました。


これでジェフは勢いを取り戻したのか、ジェフの攻勢が始まりました。

39分に、日高とのワンツーで抜け出した見木が逆足の左側でふんわりとクロス、これを田中がこちらも逆足の左脚で打ったボレーシュートが決まり同点に追い付きました。田中、いや今日から和樹とよんだほうがよいかな、はJリーグ初ゴールでした。これからゴールを量産して欲しいです。

先制されたけど前半で追い付き、しかも相手は10人、勝つ確率はかなり上がったと思いました、この時は…。


後半に入ると、10人の水戸は引き気味になり5-3のブロックを敷いて来ました。前にはFWが1人しかいないので、引き分けやむなしって感じだったんですかね。実際、水戸の後半のシュートは殆ど無かったし、カウンターで危ないと思ったシーンは1回だけでした。


ボールは殆どジェフが持って、水戸のブロックを崩そうとしてました。ジェフの攻撃はサイドからのクロスが多くて、もう少し前半見られた速い縦パスをエリア内に入れてみるのも良かったのかもしれません。それでもチャンスは何回か作れてたけど、今日はシュートが枠に行かなかった印象でした。82分の見木の折り返しを田口が打ったシュートは入ったと思ったけど…。先週は絶好調だった呉屋も、今日はシュートが枠内に行かなかったです。


ジェフは10人の水戸を崩せず1-1で試合が終わってしまいました。今日も13000人以上来てくれたのに、残念な結果でした。

やはり水戸はジェフ対策をして来たって事なのかもしれません。水戸のペナルティエリア内に縦パスが入った後のパスをカットされる事が多かったなって感じたのはそのせいかもしれません。もしかしたらこれから対戦するチームも参考にしてくるかもしれないので、ジェフのサッカーも更にレベルアップしないとプレーオフを勝ち切れないかもと少し不安になりました。


ここからは余談ですが、僕的に今日1番ビックリしたのは、引き分けなのに唇を噛んで悔しがってる自分自身でした。

今年の春先までは引き分けやむなしって感じで、負けなくて良かったって思ってしまったけど、今日は約70分間相手が10人だったのもあるけど、引き分けがメッチャ悔しかったです。浦和や鹿島などの強いチームが引き分けだとブーイングする気持ちが良く分かりました。それだけジェフが強くなってきたと言う事ですかね。


次節からプレーオフを争う東京Vと群馬との闘いが待ってます。僕は今のところどちらも参戦しようと思ってます。2勝出来たらプレーオフ参入は間違いないです。今日の悔しさをこの連戦で晴らして欲しいです。