いや〜なかなか勝てませんね。今のところ、内容的に満足出来たのは山形戦の前半まで、その後は勝てて無いのも有ってか何だか迷走してる様にも見えてしまいました。新しいジェフのサッカーの「産みの苦しみ」だと信じていても不安は尽きないです。


今日の相手の岡山は、レンタルで行ってるソロモンが大活躍してるみたいで、そのソロモンが出られない所に付け入る隙があるかも知れないです。


スタメンの前節との変更は、鈴木椋大、アンドリュー、福満、呉屋に代わって新井、小林祐介、風間、田中が入りました。サブには、高木が復活しました。前節は交代を余らせてしまってたので、今日は交代を有効的に使って走り勝って欲しいと思いました。


今日は、山形戦以来のワクワクドキドキを感じました。今日くらい球離れが良いと、それとボールホルダーに対して周りの選手の動き出しが早いと、テンポ良くボールが回る感じでした。それと、ボールを持ったらまず前を見る感じも良かったと思いました。更には、ワンツーやワンタッチパスが効果的で、それによって相手のマークを外したり突破したりしてました。


岡山は、ジェフよりはロングボールを多めに使ってジェフ陣内に入って来てました。トップのルカオの収まりが良くてヒヤヒヤしたものの、シュートまで持ち込めなくて助かった気がしました。


前半はジェフが終始優勢だったけど、得点出来ないまま0-0で終了しました。

開始早々の風間のヘディングシュートは決めたかったけど…。


後半に入っても優勢だったジェフが、55分に先制しました。田口の距離の長いスルーパスで抜け出した小森が落ち着いて決めてくれました。

小森は決定力有るし、ボールを引き出すのも上手いし、本当にルーキーとは思えません。


その後、岡山が盛り返して来ました。早めに選手を交代させて、活性化させてました。それでも決定機は作らせてなかったジェフだけど、77分にジェフの左サイドを突破されて決められてしまいました。見事に崩されたけど、いつもニアをブチ抜かれる新井もどうなのかな…あれはシュートが上手かったのですかね。


失点してジェフのサッカーが変わってしまうかと心配したけど、メンタル的にもそれ程落ち込んだ様子は無く、逆に追加点を取りに行く積極性が感じられました。実際、失点後はジェフの方が少し優勢になって、攻め込んでました。途中から入った椿が何度もチャレンジして突破する姿は、とてもカッコ良かったです。


ただ今日も気になったのは、岡山は5人交代したのにジェフは2人だけしか交代枠を使わなかった事です。スタメンと控えに実力差が有るのか、上手くいってるパスワークを崩したく無かったのか、小林監督に聞いて見たいです。


ジェフは最後の最後にも決定機を作ったけど、フリーだった田口のヘディングシュートはキーパーの正面で決めきれず、1-1でドロー決着となりました。


勝てなかったけど、今日みたいなサッカーがどの相手でも出来たなら、見てて楽しいので必ず観客も増えてくると思います。勝てる様になったら尚更。対戦相手の対策は必要だけど、まず自分達のサッカーをもっと大事にして欲しいと思いました。